師匠 国文法で修行

師匠：・・・ここはね　家ね。犬はね　可愛いね。




弟子：師匠、何一人でぶつぶつ喋ってるんですか？

師匠：ム。今ね、国文法でね　修行をね　してるんじゃね。




弟子：ああ、文節で切ってるんですね。

師匠：バッカモーンね！　修行中じゃね！




弟子：文節ごとに「ね」を付けると、柔らかい感じになってしまって、迫力なくなりますね！！

師匠：バ、バッカモーーーンネッッ！！！

寒くなってきました

師匠：・・・・・・




弟子：師匠、おはようございます。寒くなってきましたね～

師匠：ム




師匠：・・・今、ワシは腕組をしてると思うか？

弟子：はい、いつもと同じに腕組んでますね。




師匠：バッカモーン！寒さに耐えるため、体を抱きかかえているんじゃ！！
　
師匠：師匠の見た目は今までと全く同じに見えるんで、寒そうに見えないですよ・・・・・・

師匠 どこへ行こうか悩む

師匠：・・・・・・




弟子：師匠、朝からずっと何眺めてるんですか？

師匠：緊急事態宣言も終わったし、今日は晴れの得意日じゃし、どこかへ行こうと思って迷っているんじゃ。




1時間後




2時間後

弟子：師匠、いつまで迷ってるんですか！！
　　　はやくしないと今日が終わってしまいますよ！！！

師匠：バッカモーンッ！！
　　　そんなこと言っても、久しぶりの外出だと思うと、なかなか決められないんじゃ！！