禁止されていないことは

弟子：うわ～今回のテストさんざんな成績だ～　どうしたらいいんだ～

師匠：ム？



弟子：「持ち込み可」ならもっとできたんですけどねぇ。

師匠：そのテスト「持ち込み禁止」じゃったのか？





弟子：いや、何にも書いてなかったんですが、「持ち込み可」なら「持ち込み可」って書かれているものです。

師匠：じゃ、何も書かれてないんなら持ち込みは禁止されてないんじゃろ。
　　　どうして教科書もちこまなかったんじゃ。





弟子：いや、師匠。「カンニング禁止」とは書かれてないけどしちゃいけないのと同じで、テストには暗黙の了解ってものがあるんです。

師匠：ムムム・・・・・・じゃあ、自力で追試頑張るんじゃな。ワシには力になれんっ！

弟子：そうですよねぇ・・・・・・

生乾きの臭い

弟子：は～暑い暑い





弟子：って、このタオルものすごい生乾きの臭いがしてるっ！！

師匠：生乾きの臭いじゃと？





師匠：前から思っとったが、なぜ「生」なんじゃ。「生」は特にくさいって感じしないぞ。生ビールとか最高じゃ。
　　　臭いんなら「くさ乾きの臭い」にすればいいんじゃないかのぉ。「くさいきれ」みたいに。

弟子：いや、師匠。「くさいきれ」はくさいけど、くさいから「くさ」ってわけじゃないんじゃないですか。たぶん「草」です。





師匠：バッカモーン！！生意気な事言いやがって！！
　　　ムッ、そうか「生意気」の「生」と同じで「鼻持ちならない」って意味かっ！！

弟子：・・・いや、どうか知りませんけど、師匠の中でよければそれでいいんじゃないですか・・・・・・
　　

疲れ目の理由

師匠：ム～　目が痛いのぉ。





弟子：大丈夫ですか？

師匠：ム、ちょっと仕事の準備で目を酷使しちまってのぉ。





弟子：師匠が仕事とか、めずらしすぎです。体どんな仕事ですか？

師匠：毎年地元のお祭りの縁日で、「かたぬき」をうまく抜けるとお金をくれるんじゃ。
　　　毎年練習不足なんで、今年は早くから練習始めたんじゃが、目と精神力が半端なく疲れるんじゃよ。





師匠：ひとさまからお金をもらうって、ほんと大変な事じゃのぉ～

弟子：ただ単にお金の稼ぎ方を間違えてるだけです・・・・・・
　　　「骨折り損のくたびれ儲け」ですよ、まったく。

師匠 雷は怖くない？

弟子：師匠、この間の夜の雷すごかったですよね。一人で大丈夫でしたか？

師匠：ム、無論じゃ。




弟子：私なんか怖くて、布団かぶって死に物狂いで耐えてましたよ。

師匠：ムムム、おぬしも怖がりじゃのぉ。





師匠：まあ、怖がりはおぬしだけじゃないから心配するな。
　　　このかばぞうも、金庫の中で一人でいるのは怖いと言ってワシの布団に潜り込んできたんじゃ。




師匠：まったくかばぞうも怖がりで困ったもんじゃのお。雷ぐらいなんてことないぞ。

弟子：そ、それは師匠が一人で怖かったので、かばぞう抱きしめて寝たってことじゃないですか・・・・・・
　　　だいたいかばぞうは置物だし・・・・・・

どうでもいい言葉

土日以外休みのない6月が始まったのぉ。
元々仕事も休日もないワシが優越感に浸れる月じゃ。イェ～イ！