新しい年号は

弟子：明日発表の新しい年号がとっても気になりますよね。

師匠：ム？そうか？　そんなに気になるんじゃったら、ワシが一足早く発表してやろう。





師匠：新しい年号は、「儂野」（ワシの）であります。

弟子：ぶははっ！！　ワシの元年、ワシの二年、ワシの三年って呼んでいくんですか？？
　　　　ありえないですよ！！！





師匠：新しい年号は、「楽椎」（たのしい）であります。

弟子：楽しい元年、楽しい二年、楽しい三年、って、なんだか愉快すぎて、ありえません！！




師匠：ほかにも「此野」（この）や「唯野」（ただの）もあるぞ。

弟子：どれもありませんって！！！！

春だから 新しいこと

師匠：ム、春じゃから、何か新しいことでもいたいのぉ。

弟子：新しいことですか？　師匠、毎年挑戦して三日坊主で終わってますよね。





師匠：バッカモーーーンッッ！！　今年は自分の努力でおこなうことじゃなく、もっと簡単に続けられることにしたんじゃ！！

弟子：へえ、いいですね。





師匠：それは、貯金じゃ！！　じゃが、低金利とか何とかで頑張って貯金してもいくらも増えないと聞いた。

弟子：それなら、私に投資してくださいよ。大きく増やしてあげましょう！！





師匠：バッカモーン！！　おぬしに投資したってくだらんもん買うだけで、ワシの懐にはちっとも帰ってこんじゃろう！！

弟子：ひどいな～　若者にいろいろな経験を積ませて、素晴らしい未来を築かせるための投資ですよ～
　　　　いずれは世の中の役に立つんですから。

師匠：速攻で却下じゃ！！！

何から卒業したいか

弟子：師匠、卒業シーズンですけど、師匠は何かから卒業したいとか別れたいとかありますか？




師匠：ム？卒業？別れ？




師匠：毛髪からはとうに卒業しているし、若さもとっくに卒業した。
　　　金とは一度もあったことがないわい。

弟子：師匠、別れすぎてて、もう何もないですねぇ。




師匠：そうじゃ。あとはおぬしぐらいしか残っとらんから、おぬしから卒業するか？

弟子：いや、それは最後まで残しといてくださいよ～っ！

今日は何の日

弟子：今日は3月3日ですけど、何の日か覚えてますよね？

師匠：もちろんじゃ。こんなにメジャーな日を忘れるなんてことはありえんからのぉ。





弟子：そうですよね。でも、何にも準備してないから、もしかしたら忘れているんじゃないかと思って。

師匠：ム？　準備じゃと？　耳掃除するとかか？




弟子：なんで耳掃除なんかするんですか？

師匠：ムム？今日は「耳の日」じゃから、耳でもきれいにするのかと思ったんじゃが・・・




弟子：「耳の日」もそうですけど、今日は「ひな祭り」じゃないですかっ！　ひな祭りのごちそうとか準備しないんですか！！

師匠：バッカモーン！！早くそれを言えっっ！！
　　　白酒と雛あられ買ってくるのわすれてしもうたじゃないか！！　急いで買ってこなけりゃならんっっ！！

弟子：いや、もっと寿司とかケーキとかのごちそうも忘れないでくださいよ・・・・・・