特許が公開された

2009-08-26 17:30:00 | パテント

2009/08/26
ブログの追記も変なものだが、3/14付けでは、未公開だった出願が公開になっていた。
公開日は2009/06/11
【発明の名称】
文書移行システム、監視装置、文書移行支援装置、方法、およびプログラミング

この発明は一緒に仕事をした、君塚さん、香川さんとの共同発明で出願した。 サラリーマンの現役を引退し、派遣で元の会社に行っていて、リタイアまで後1ヶ月というタイミングでの発明であった。
自分がリタイアするので、両君に何か残してやりたいと思って、上司にも、こっそり「研究会」を開き、色んな話をしている中から生まれたものである。あらためて出願内容を読んで見たが実に懐かしい。 両君お元気かな? ご活躍をお祈りする次第である。

2009/03/14
ちょっと前のことだが、現役時代に勤務していた会社から、小生の出願していた発明が特許庁から公開されたと連絡があった。 この発明は定年後も身分は違ったが同社に勤務していた時代に出願したものである。 定年後、小生は「ドキュメントコンサルタント」という仕事をしていた。 お客さまの文書管理のコンサルである。 この発明は某携帯電話会社(V社:英国資本の会社で現在はSB○○社)の社内の何万件かの契約書の電子化とその閲覧システムの提供をした際に思いついて実現した仕組みで、いわゆる「ビジネスモデル特許」というジャンルのものである。 ちょっとした思いつきだったが知財の方が「既出願を調べて見ましょう」と言って調査してくださり出願を薦めてくれたものである。

内容は、紙文書を電子化して、紙文書を説明するメタ情報と一緒にドキュメントサーバに自動的に登録する仕組みなのだが紙文書のキィ項目をバーコードにして紙文書に貼り付けてこれで自動的に登録するようにしたのが特徴である。

出願した際、会社から「数人で一杯飲れる程度の報償金」を頂戴した覚えがある。 この発明が公開されたのである。 権利は会社に帰属しているので小生の実利はあまりないが仕事をしてきた証にはなる。

この公開は正直、本当に嬉しい。 将来、実ってくれたらなと祈ってもいる。
お世話になった方も多い。 凄腕で美人営業の中曽根さん、腕利きシステム支援の木下君、コンビで種々支援いただいた才女君塚さん、リーダーの宮脇さんである。 (本当に感謝しています。ありがとう。お陰さまで定年後も楽しく仕事ができました)ブログに書きたかったのも皆さんとのお付き合いの記録を残したかったからです。皆さんお元気にやっているかな?

実は、もう一つ出願しているのだがこちらはまだ公開されていない。こちらのは米国にも特許出願されたと聞いた。(上記の君塚さんとの共同出願) 早く公開・確定して欲しいものだ。

あぁ、今日もいい日だった。