筑波海軍航空隊記念館を訪ねる

2014-09-21 17:29:00 | 旅行
平成26年9月21日
昨日のTV番組で筑波海軍航空隊記念館のことを知った。 いてもたっても・・・の気持ちで急遽訪ねることにした。 場所は、茨城県笠間市である。 なんでもこの記念館は来年3月末で閉館になるとのことで出かけることにした。 記念館は風情ある建物である。 これがなくなると言うのはいかにも残念だ。 記念館内の展示は鹿児島の知覧の特攻平和記念館にも共通し、若き兵士の純粋な日本を守る気持ちが表現されていて切ない。 沢山の若い人にもみていただき、戦争の悲惨さを感じて欲しいものだ。 鹿児島に転勤時代の知覧とか鹿屋の特攻基地も思いだした。
写真は、記念館(旧司令部庁舎)。 神風特攻隊の基地でもあった。


ゼロ戦。 ボロボロの機体が心を揺さぶる。 いかにして軽量化したかも分かる。 トタンの様に薄い翼。 内部も軽量化のために穴が一杯あいている・・・


尾翼部 "JAP ZERO TAIL" の文字が見える。 ラバウル航空隊のものと言われる。


戦艦の模型も多し。 写真は「大和」。 小生の父は「大和」で戦死したのだが、特攻隊もこの時期沖縄海戦で壮烈な戦いをした訳だ。 


これも往時の感じで凄い。 (右は、「海軍志願兵徴募」)


今日の展示物の中で一番感じ入ったのは、このペンダントとそのいわれだった。
金井少尉と女学生の恋の物語。 200通もの恋文のやりとりあれど二人は顔を合わせたこともなし。最後の手紙と添えられた、二人のイニシャルが刻まれたこのペンダント。 泣けますねぇ。


詳しくは、こちらをご覧ください。 いただいたパンフレットから借用しました。
pendant.pdf

これは、去年公開された映画「永遠の0」のセットのようです。 雰囲気あります。


こんなのも展示してあります。 流石に私が物心がついてラジオを聞いた時は、もっと違う形でしたが、最近、毎朝「花子とアン」を見てるので意外性はありませんでしたが懐かしい感じ。


1時間以上見学し、帰路に、笠間稲荷をお詣りした。 以前来た時よりなんとなく寂しい感じ。


仲見世近くを食事したりブラリした。 店前に珍しい菊あり、一枚撮影。 


笠間稲荷を後にして、筑波山経由で帰宅。 帰宅の車の中で考えたのは、来年は終戦50年。 4月7日は、父の没後70年だ。 なにかイベントを考えねばといういうことだった。

あぁ今日は格別にいい日だった。 平和の大切さを痛く感じた日だった。 それとこんな良い施設が継続されることを心より願う。


棚田撮影の旅(越後~信濃)

2014-09-14 17:13:00 | 旅行
今春は、田植え前の棚田撮影をしたので秋は実りの風景を撮るべく計画してきた。
目的地は、やっぱり、越後と信濃だ。

第1日目 9月12日
いつも、越後へは、関越道を月夜野で下りて、三国街道を行きます。 のんびりと三国峠を走るのが好きです。
湯宿温泉入口の赤い橋、ペンキが塗り替えられて映えていました。 なんか歓迎されている感じ。


三国峠を下り、越後湯沢、塩沢経由で十日町へ。 目的地は星峠の棚田である。ここは5回目である。 何度きても棚田の景観が素晴らしい。 「日本一」と呼びたくなる。


帰路、古民家を改築したモダンな家があった。 洒落てるなぁ。


宿がある越後田中に到着し周辺を撮影。 急に雲行きがあやしくなり、ャcャcと雨。


ところが、雨の後がよかった。 空一杯の虹。 このクラスの虹は、10年振り位である。
少し興奮して撮影。

今宵の宿は「しなの荘」何遍もお世話になったが田舎の落ち着いた、いい宿である。

第2日目 9月13日
朝靄の星峠の棚田、とにかく朝靄を狙って、4時起床で暗い道を約1時間。 残念ながら靄はなし、帰ろうと思った時、慰めてくれるように僅かに靄がでた。 まぁよしとしよう。


朝食後、長野県飯山市へ向かう。 菜の花公園を過ぎて信号3つ目位を左折。
一度見たいと思っていた、映画「阿弥陀堂だより」のセットへ。 いい風情だ。 近くにも棚田あり、小学生が田植えから稲刈りまでやっているとのこと。

飯山は、冬は雪深いが春の菜の花、秋の紅葉と良い所だ。 来年は北陸新幹線開通で、この地を沢山の方が訪れるだろう。

千曲市 姨捨の棚田 ここは「田毎の月」とも言われる棚田ャCントである。 遠方に長野市が見える。 


別所温泉 北向観音 善光寺方面(北側)を向いているのでこの名がある。

今夜は、別所温泉泊 老舗の「つるや」

第3日目 9月14日
宿を出て、塩田平へ、ここの田園風景もよい。


前山寺の三重塔。 この辺りは古刹も多く、信州の鎌倉ともいわれるいい場所である。


ぶらぶらしていたら、蕎麦畑があった。 蝶との組み合わせが気に入った。


今回の最後の棚田ャCントは、上田市の「稲倉の棚田」である。 日本棚田百選の一つ。 きちんと管理されている綺麗な棚田である。


稲倉の棚田が今回の旅の最後のャCントとなった。 不安定な天候予測だったが雨は津南の時のパラパラのみ、おまけに雨後の虹がついていた。

あぁ、今回の旅も良い旅だった。 来年も元気で旅をしたいものだ。 来春は善光寺のご開帳なので、これとセットで必ず来たい。 今から計画してるのは、長野市の旧中条村、大岡村、信州新町に日本棚田百選の棚田が7カ所があるのだ。

第1日目写真
https://plus.google.com/photos/112243657192528190674/albums/6059210650992009985/6059210655556482098?hl=ja&pid=6059210655556482098&oid=112243657192528190674

第2日目写真
https://plus.google.com/photos/112243657192528190674/albums/6059211323843385889/6059211327640319506?hl=ja&pid=6059211327640319506&oid=112243657192528190674

第3日目写真
https://plus.google.com/photos/112243657192528190674/albums/6059211727028507745/6059211732607973730?hl=ja&pid=6059211732607973730&oid=112243657192528190674