佐久市 ヤナギダ 趣味の店

長野県佐久市野沢93番地
ヤナギダ☎0267-62-0220

「もし」という言葉のうつろ人生はあなたに一度わたしに一度

2023-06-12 13:03:31 | 日記
雨の日には、花を買います。
部屋をあかるくしてくれるから、
近所のお店で花を買います。

歩いて行って、歩いて帰ってこれ
る距離なら、思いたったときに
買えるから・・・・。

女性のほうが、花に親しんでいる
かもしれません。
男だけど花屋に行って「そのとき」
のきれいな花を選ぶのが好きです。

パーティのためでも、誰かへのプレ
ゼントでもない・・・。

「部屋の空気を変えたい、雰囲気の
良い部屋にしたい」と願うなら、家
具を変えるより、ポスターを貼るより、
何か小物をあしらうより、花を飾る
ほうが、よほど効き目があるのです。

部屋だけでなく、気持ちまでが華や
ぎます。

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「手紙を出して人は成長する」

2023-06-12 13:02:04 | 日記
男と女が出逢う。恋が芽生える。
けれども、どんなに相思相愛に
見える関係でも、ひとは同じ量
で愛し合うことは絶対にないの
だという。

どちらかがより多く愛し、どち
らかはより少なく愛するのだ。

別の言い方をすると、愛する役割
のほうと、愛される役割に、ほと
んど出逢いの最初の瞬間にわかれ
てしまう。

より多く相手を思っているほうが
愛する役割となるわけだ。

役割の傾向はつねに決まっている
のかと思うと、そうでもない。

自分自信の過去の恋愛を振り返っ
てみて、あのとき愛されるほうだ
った、しかし次のときには完全に
私がより多く愛する役割を演じて
いたと、思いあたる。

相手によってちがうわけだった。

私はどちらかというと、愛する
役割のほうをよけいに体験した
と思う。かぞえきれないほどの
片思いをのぞいての話。

相手はひたすら愛されて、いい
気持ちで、少し重荷で、安心しき
っていて、だんだん傲慢度をくわえて
いき、いよいよ冷淡になる。

相手のなかに理不尽な冷淡さがチラ
チラみえだすと、恋愛―――
少なくとも私自信の―――は、急速
に終わりに向かう。

あなたの愛の天秤は・・・!?

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B4の上質紙トンと揃えており心もこんなふうにトトンと

2023-06-12 11:42:01 | 日記
昔の知り合いに、夕暮れ時の公園で、
子供をぶらんこに乗せて遊ばせて
いる若い母親を見ると、すごく色気
を感じると言っていた男がいた。

何で夕暮れなんだ、何で子供を遊ば
せているお母さんなんだ、と尋ねる
と、上手く説明できないけれど、
気配じゃないかと、という答えが
返ってきた。

彼の説明だと、夕暮れ時は、太陽が
闇に呑み込まれる直前に、自らの
エネルギーを宇宙に放出し、それを
気配に変える一瞬であり、幼い子供
を見守る母親は、子を想う心が体か
ら溢れ出し、愛情が慈しみにが、

気配となって母親の姿を包み込むの
だという。それらの気配がぶらんこ
の揺れと一緒にそよぎ、辺りの空気
を心地良く、艶かしいものにするの
だそうだ。

珈琲を飲みながらの何気ない会話だ
ったが、妙に私の心に残った。

人はセクシーとか色っぽいとかいう
言葉を、ともすると特別なシチュエー
ションのもとに置きたがる。でも案外、
エロスはさり気ない日常の中に潜んで
いて、私たちが心の耳を澄ませば、

どんな瞬間でも感じ取れるものではな
いかという気がする、エロスは悪戯
好きな子供のように、隠れんぼが好き
なのだ。

追いかけると逃げるけれど、何気な
く辺りを見廻すと、ふとまた目に
つくのである。

私の好みでいえば、一生懸命生きてい
る人や、何かに集中している人の姿に、
色っぽさを感じることが多い。

昔の知人が言っていた“気配”とは、
花における香りのようなもので、一心
に、そして無心に咲いて、

自然に漂うものなのかな、とも思う。



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過去形でつづりはじめるあかしやの林の道を歩いたことも

2023-06-12 11:38:08 | 日記
ヨーロッパでは、陸続きでどの
国の女性も決して、ルイ・ヴィ
トンやエルメスのようなブラン
ドのバックを持って平気で電車

に乗るような危険なことはしま
せん。「このバックはとても高価
なものですよ」

「私はそういうクラスの人間で
すよ」と、わざわざ知らせるよ
うなものです。

芸能人のジミー・大西さんがス
ペインの生活で外出は、ビニー
ル袋をバックの代わりにして
身を防いだ程です。

そもそも高級ブランドのバック
を持つような家柄の女性は、も
ともとラッシューアワーの電車
に乗りません。

山手線で、ブランドバックを持
って乗るアジア人を欧米人は
奇異に感じています。

一流品は使いこなしてこそ身に
つき、その良さを知ることがで
きますが、大切なのはTPOな
のです。

一流品とは、買う時にその人の
人となりが厳しく問われるだけ
ではありません。

使う時にも、当然「物に見合
った」使い方が求められるの
です。少なくとも満員電車や
バスの中でもみくちゃにされ
るのが似合うわけがありませ
ん。

一つ一つ命を吹き込むように
丁寧に時間をかけて作り上げ
た一流の職人さんたちに対し
て、とてもひどいことだと思
うのです。

ブランド物というのは、手入
れ次第では一生持っていられ
るものです。

外出先から戻ったらすぐに
柔らかい布でから拭きし、
一日使ったら最低でも一日
休ませる。そうして慈しみ
つつ長く大切に使う。

それがブランドとの正しい
つき合い方なのです。

まだ精神的にも時間的にも
そのようなゆとりのない方
は、若いパリジェンヌのよ
うに最初からブランド物との
距離を置くのが賢明ではない
でしょうか。

ブランドに頼らず自由な発想
のファッションで冒険する、
それは若さの特権でもあるの
ですから。

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ふるさとのことを聞きたしほの暗き水族館の通路ゆくとき

2023-06-12 11:35:59 | 日記
旅に病んで 夢は枯野をかけ廻る

私にとって芭蕉の辞世の句、心
こそが旅人だと教えてくれた宝
物のような一句である。

一人旅を初めて経験したのは、二
十代の半ば。その時、私は伊勢神宮
を参拝し、志摩に泊まった。今でも
明るい光に彩られた、晩秋の伊勢志
摩の風景が目に焼き付いている。

一人って、なんて気ままなんだろう、
なんて解放感があるのだろうと、
その時初めて一人旅の楽しさを知
った。

仕事場の机にしがみつきながら、
ふっとため息を漏らす。旅に出たい
などと突然思う。その思いが高じ
ると、心が勝手に空を駆ける。

美しい景色が目の前に浮かぶ。
優しい人たちが笑顔で語りかけて
くれる。

そんな時、この句が心をよぎる。
たとえ体は病んだとしても、心
は千里を走り、野を駆け巡り、
逢いたい人のもとへ飛んでゆく。

そう、人間は無限の中に生きて
いるのだと、この句は教えてく
れる。

夢のように過ぎていく人生もまた
旅。多分、芭蕉はそう言いたかっ
たのだろう。

一生を旅の空で過ごした芭蕉の
辞世の句と思えば感慨もまたひと
しおだ。

旅にも人生にも未熟な私はまだそんな
心境にはなれないが、この句の中に
旅の醍醐味と真実が隠されているよう
で、思い出すたびに心がサワッと揺れる。

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北風と太陽われを待つゆえにコートのえりを立てる一月

2023-06-12 11:33:21 | 日記
「明日、自分が死ぬとしたら、
今日を一生懸命に生きていないの
はいやだ」これは僕の思いです。

「いつ死んでも悔いはない」とい
う意味ではありません。

起きて、仕事をして、テレビを見て
おしまい。それが人生最後の日なん
て、死んでも死にきれないくらい
悔しいと思うのです。

だからといって、夢のような出会い
やわくわくする冒険で日々を彩りた
いわけではありません。

明日で命が終わるとしても、後悔
せず、おだやかに世を去る方法

それは、今日をていねいに生きる
こと。これだけだと僕は思います。

ていねいに生きるには、その日が
大切な一日であることを思い出さ
せてくれる、きっかけが必要です。

何か一つだけでもいいから、暮らし
に新しさを投げ込みましょう。

毎日を新鮮にする一番の方法は
好奇心を持つこと。

ありふれた今日に潜む、新しさ
を見つける好奇心
なんともすてきな響きだと思う
のは、僕だけではないはずです。

新しさを見つける朝が、はじまり
ます。かけがえのない一日になり
ますように。

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