佐久市 ヤナギダ 趣味の店

長野県佐久市野沢93番地
ヤナギダ☎0267-62-0220

恋を失っても、人はちゃんと生きていくんだと

2023-06-27 13:23:49 | 日記

 

 

「幸せなことよりも、 
不幸せなことを見つけ 
やすいのはどうして 
なのでしょう。 

幸せの色はひと色でも、 
不幸せの色はたくさん 
ある。 

淋しさ、悲しさ、悔しさ、 
弱さ・・・ 
涙でさっぱり洗い流され 
た心には、 

ふたたび歩いていくための 
エネルギーが満ちあふれて 
いるはずです」 

 


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「いたずらな天使たち」

2023-06-27 13:22:20 | 日記

 

いつでも、私の心の中や、見えない 
私のまわりの空気のなかに、私だけ 
の天使がいると思っている。 

その天使は、時に不機嫌だったり、 
陽気だったり意地悪だったり、私 
自身の心の具合や心境に微妙に反 
応し、私を励ましたり苦しめたり 
する。 

時には、思ってもみなかった 
ことに、意識下で天使が囁いたり 
することもある。 

一種、私にとって天の声みたいな 
ものだ。 
女の勘とか、思ってもいない行動、 
リアクションみたいなものは、み 
んなその天使の仕業ではないかと 
思ったりする。 

この頃、その天使があわただしく 
騒ぎ、なんだか私をあおっている 
ような気がする。 

自分の中で、まだ整理もできて 
いないような想いなのに、妙に 
まわりの空気がざわめく。 

あの人のせいなのだ。 

それは自分でもわかってはいる。 
けれど、それが明確に恋なのか、 
まだ判断できない私がいる。 

なにか起きたわけではない。ただ気 
になる存在で、私の前をあのひとが 
往き来すると、ながめているだけで、 
ざわざわと胸の中にそよ風がそよぎ 
出す。 

ーいたずらな天使たちー 
うららかなこの夕べ 
うすらむらさきに霞む 
花咲く丘の上 

静かな 
春の叫びの中で 
薄れゆく意識の中を 
飛びかう天使たち


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【夏が来ると人間は やはりエッチになる】

2023-06-27 13:20:41 | 日記

 

たとえば、コンドームの 
売上は、7、8月がピー 
クをむかえる。 
ラブホテルの回転率も 
真夏がダントツだ。 

また、妊娠中絶は十五 
夜のころにいちばん多く 
なる。 

日本と近世ヨーロッパと 
の最初の出会いは 
”梅毒”。 
社会の教科書では、16 
世紀半ばの鉄砲の伝来 
や、キリスト教の不況 
活動だと紹介されている。 

ものの本によると、それ 
より先にいちはやく梅毒 
は日本に渡来してる。 
日本の男性はスキモノだ。 

余談だが、キリスト教の 
布教の真の目的はその 
国の情報と”種”の収集。 

種を制するもの(アメリカ)が世界を 
制する。 


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妊 娠を告げていたとしたら

2023-06-27 11:31:25 | 日記

 

優しい人は何も知らなかった。 

もしもわたしが、わたしの妊 
娠を告げていたとしたら、優 
しい人はおそらく、 
優しいままではいられなくな 
っていただろう。 

いっそ、今ここで、何もかも 
話してしまおうか、と、わた 
しは雨に濡れたフロントガラ 
スを見つめながら思っていた。 
でも、すぐに打ち消した。そ 
んなことを話して、いったい 
どうなるというのか。 
お互いの苦しみが増幅するだ 
けではないか。 

わたしには、自分を不幸にす 
る自由はあっても、優しい人 
の子どもたちを傷つける権利 
はないのだ。 
それに、わたしが欲しいのは 
あなたの子ども、ではない。 

けれど、奥さんには知って欲 
しかった。わたしがここで、 
こうして泣いていることを、 

ただ、知ってくれるだけで、 
よかった。 
「きっと話してよ。きっとよ。 
お願い、約束して」 
「約束する」 
優しい人は約束を守らなか 
った。 

それは、優しい人がわたしと 
付き合っているあいだ中、わ 
たしにつき続けていた無数の、 
優しい嘘のひとつに過ぎなか 
った。 

優しい人に送られて、泣きな 
がら戻っていった部屋の暗闇 
のなかで、わたしを待っていた 
のは小鳥たちと、別れの決意だ 
った。 

知らず知らずのうちに、わたし 
の頬を涙が伝わっていた。その 
涙は温かく、微笑みにも似た涙 
だった。 

この世の中には、すべてを手に 
入れてもなお不幸な人間がいる 
ように、すべてを失ってもなお、 
幸福でいられる人間もいるのだ 
と思った。 

わたしは、幸せだった。執着と 
欲望にがんじがらめになった愛 
の死と引き換えに、わたしは今、 
空っぽの水槽のなかに在っても、 

永遠に生き続けることのできる 
愛を、手に入れたのかもしれな 
かった。死を知るためには死な 
なくてはならないように、 

愛を知るためには、愛さな 
くてはならないのだ。わたしは 
愛する。それがわたしにとっ 
て、生きるといこと。


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赤ぎれ

2023-06-27 11:29:08 | 日記
母の手はごわごわしていて、
頬をなでられると、ちょっ
とちくちくした。
だから私は母になでられ
るのが、それほど好きで
なかった。
私が小さい頃の記憶だ。。

それでも私が泣くと、
母はいつでもなでてくれ
た。大丈夫、大丈夫、と
言いながら。
私は子どもながらに、
お母さんこそ大丈夫なの
だろうか、
と心配したものだった。


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「朝焼けに揺れて」

2023-06-27 11:27:43 | 日記
水平線のあたりに薄紫色の靄が
掛かっている。
海は夜明け前の光を孕(はら)み、
波頭を白く際立たせている。

窓の外は紫色の光が、ゆっくりと
茜色に変わってゆく。
カーテンを引くと、部屋は再び
深海に戻った。

本物の夢と眠りが訪れる。
眠りが落ちる前の気怠さと
闘いながら彼女は呟く。

「ねーえ、ひとつだけ、ひとつだけ
聞いてもいい?笑わないでね。
今、もし、火事になったら、
あなたは私を助けてくれる」

「もちろんさ」
「じゃ、もうひとつ・・・地震が
あったら・・・一緒に・・・し、ん、
で、くれる・・・」

「バカだな。当たりまえだろう」
睡魔が完全に彼女の体を占領する。
深い眠りが彼女を呑み込んでゆく。

「・・・うれしい、ありがとう・・。
その言葉があれば、わ、た、し・・・」

ひとは、同じ量と同じ質の愛によって
結ばれることは、けっしてないのだろ
うか。

たいていの場合、
どちらかの愛のほうが片方よりも
重いのだ。

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もう一度おかえりなさいを言うために見送っている我かもしれず。明日はきっと・・・

2023-06-27 11:25:14 | 日記
たしかにいつも明日はやってくる
でももしそれがわたしの勘違いで
今日で全てが終わるのだとしたら、
わたしは 今日 どんなにあな
たを愛しているかを伝えたい

そして わたしたちは 忘れ
ないようにしたい

若い人にも 年老いた人にも
明日は誰にも約束されていな
いのだということを
愛する人を抱きしめられる
のは
今日が最後になるかもしれない
ことを

明日が来るのを待っているなら
今日でもいいはず
もし明日が来ないとしたら
あなたは今日を後悔するだろう
から

微笑みや 抱擁や キスをする
ための
ほんのちょっとの時間を どう
して惜しんだのかと
忙しさを理由に
その人の最後の願いとなって
しまったことを
どうして してあげられなか
ったのかと

だから 今日
あなたの大切な人たちをしっ
かり抱きしめよう
そして その人を愛していること
いつまでも いつまでも 大切な
存在だということを そっと伝え」
よう

「ごめんね」や「ゆるしてね」や
「ありがとう」や「気にしないで」
を伝える時を持とう
そうすれば もし明日が来ない
としても
あなたは今日を後悔しないだろうから



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