佐久市 ヤナギダ 趣味の店

長野県佐久市野沢93番地
ヤナギダ☎0267-62-0220

部長はお金があるくせに、なぜときどき駅そばを食べたがるのか

2023-06-28 13:02:29 | 日記

 

 

「そばにしようか」得意先 
からの帰り、ホームで部長 
が言った。 
「あ、いいっスね」と笑顔 
で返す僕。でも内心は「?」 
である。いつも高そうなス 
ーツを着ている部長が、た 
まに見たこともないごちそ 
うをオゴッてくれる部長が、 

なぜ、このように駅のそば 
を食べたがるのか。カウン 
ターで大きな背中を丸めな 
がら「学生の頃から世話に 
なってるから、たまにむし 
ょうに食べたくなるんだよ 
な」とそばをすする部長。 
そんな妙に嬉しそうな横顔 
に、たまにじゃなくけっこう 
食べている僕は中途半端な 
笑顔を返して、ただそばを 
勢いよくすするしかない 
のだった。 

忘れられない、あの味、 
立ち食いそばは如何で 
しょうか。 


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あなたを脱がせるために、夏が来る。

2023-06-28 12:58:53 | 日記

 

日本では、幕末の頃に西洋
医学を学んだ医師たちが海
水浴を広めたと言われてい
ますが、
海を楽しむためではなく、
海水で病気を治そうとす
るためだったそうです。


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トンカツにソースをじゃぶじゃぶとかけている運命線の深き右手

2023-06-28 12:58:31 | 日記

 

絶対に勝つ。
そう言い聞かせて、
血の滲むような努力を重ね
てきた。
負ける気がまったくしない。
自信にあふれかえっていた。
それでも敗れるときはある。
敗北とは無情なものだ。
でも、本当の勝負はそこから
始まる。
この敗北と向き合い、受け止め、
糧にして、次の勝負へ向かって
いく。

さ、洗い流そう。人生は長い。
いつだって挽回できる。
「あの時、負けてよかった」。
そう思える、その日のために。

 


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忘れたいことばかりの夏だからひねもすサザンオールスターズ

2023-06-28 11:52:20 | 日記

「夏の花」

向日葵(ひまわり)・鳳仙花(ほう
せんか)・朝顔・夕顔・
カンナ・グラジオラス。

不思議なことにこれらの花は、
暑い盛りにはさして目にも止
まらないのに、
入道雲の形が崩れかける頃に
なると、急に気になりだす。
どんなに力強く咲いていて
も、

夏の花には何処となくはかな
げな印象があるのは、あまり
に短い季節のせいに違いない。

私は小学校の低学年。その時
時ふいに、あー、どうしよう、
夏休みが終わっちゃう、と焦
りを覚えた。

そして、やり残している宿題
を思い出し、楽しい日々がい
つまでも続かないことを悲し
んだ。
透き通った風の中で、グラジ
オラスの蛍光色めいた赤が揺
れていた。

秋がそこまで来ていることを
感じた日、それは私が夏休み
の終わりだけではなく、時間
は過ぎ去っていくもの。

人生も通り過ぎるものだと
知った、初めての日かもし
れない。

夏の花は美しければ美しい
だけ、華やかならばなおの
こと、秋や冬の花より一層、
私の目にははかなげに映る。

だから、精一杯、短い季節
を生き抜こうと咲き誇って
いる花を見ると、ちょっぴ
り優しい気持ちになり、
頑張ってね、励ましたく
なる。

 


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青春という字を書いて横線の多いことのみなぜか気になる

2023-06-28 11:51:41 | 日記
2022-06-28 12:01:19 | 日記

現代は、
「戦国時代と幕末時代とが
ダブって訪れている」
といわれる。

日本人の価値観が根底からか
わり、個人も社会も国も、「二
十一世紀をどう生きるか」と
いう模索の努力をつづけてい
る。

これはまさに、応仁の大乱後
の戦国時代だ。いっぽうアメ
リカをはじめ外国列強の日本
の経済政策に対する関心はつ
よく、

時に内政干渉にちかい容喙(ようかい)
(口出し)があったりする。
幕末開国時代が同じだった。

こういうときにとくに問わ
れるのが、「トップリーダー
とブレーン(参謀)」の能力だ。

ふたつの時代が複合するいま、
だれもがもつべき案件は、
先見力・情報力・判断力・
決断力・行動力・体力の六つ
だ。

そしてこの六要素をムダだく
発揮するには、
・グローバルなもののみかた
・ローカルに生きる
という“グローカリゼイシ
ョン”が必要だ。つまり日本
のどこで働いているにせよ、
「その地域というせまい
“井戸の中のカエル”」にな
ってはダメだということだ。

国の内外の情報にもピンと耳
を立て、目を大きく横にひら
くことが必要なのだ。

そうさせるパワーの源はなん
といっても、
「好奇心(関心)と情熱」だ。

あらゆる仕事は手順として、
1情報をあつめる 2あつめた
情報を分析する。3.問題点に
ついて考え、解決のための選択
肢を用意する 4それをひとつ
えらぶ

5実行する 6結果がわるけれ
ば別の選択肢をえらぶ(修正、
ロウリング)
というプロセルをたどる。

このうちトップの役割は4の
決断に重点がおかれる。
1から3までは参謀の役割だ。

となると、いま働くひとのほと
んどが参謀的役割を果たして
いる。

つまり実働者(ライン)がその
ままブレーン(参謀、スタッフ)
なのであって、ことさらに参謀
という存在がもとめられている
わけではない、このことを別な
ことばでいえば、いまの働き手
はすべて、

「自分で考え、選択肢を用意する」
という責務を負っているのだ。
そしてリーダーのすべてが“将”
の責務を負っている。

このことは、それだけ仕事がおも
しろい、ということである。

 

 


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二階から見る母の傘ぽっと赤 いわさきちひろの絵になっている

2023-06-28 11:51:14 | 日記

 

 

雨と涙の混じったような夜風
の香りに包まれて、わたしは
優しい人に呼びかけていた。

また、会えたね。
わたしの、優しい人。
また、会えたね。
こんな場所で。

“わたしは、ここにいる
あなたも、ここにいる“

わたしたち、やっと
一緒になれたね。

橋を渡り終えてしばらく
走ってから、わたしは、脇道
から幹線道路に車をいれるた
めに、方向指示ランプを出し
ながら、車が途切れるのを待った。

幹線道路の車はなかなか途切れ
なかった。

なんとはなしに背筋を伸ばして、
バックミラーを覗いてみた。
銀色の鏡に宿った闇のなかから、
ぼんやり目を凝らして、それを
見た。

旅行鞄だ。路上に投げ出された、
二つの旅行鞄だ。社員旅行の最後
の日だ。わたしたちにとって、
初めての夜と初めての朝。

ふたりとも、社員旅行の日程
を一日だけ多く、家族に伝え
てある。そこのバスに乗って、
京都駅まで行けば、そこで
職場の人たちと解散があって、
そこから、ふたりの時間がは
じまる。

やっと車が途切れた。
わたしはアクセルを踏み込みな
がらハンドルを切って、幹線
道路に車を入れた。

次の瞬間、対抗車線を、大型トラ
ックが轟音を響かせて、通り過ぎ
ていった。その轟音に巻き込まれ
て、見えない壁に激突し、車ごと
粉々に破壊さて、死んでしまえた
らどんなに良いだろう。と、わた
しは思った。

この世で胸に刻んだ最後の記憶は
優しい人との思い出。死ぬ直前
までそばにいて、わたしの手を握
ってくれた優しい人を連れ、

旅行鞄ふたつで別の世界に旅立つ
ことができたなら、どんなに素晴
らしいだろう、と。

むかしむかし・・・・
少女のころ、わたしを夢中にさせ
たのは、そんな言葉で始まる物語
だった。物語のつづられた本を、
心ゆくまで読みふける贅沢な時間
だった。

大人になってから、わたしを夢中
にさせたのは、心ゆくまで好きな
ひとを思い、その思いを生きる、
ということだった。

遠いむかしに、わたしはそれを
生きた。そして今も生きている。
地の果てで、独りぼっちの不完全
な死体として。

 


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「愛は心に刻まれる時間です」

2023-06-28 11:50:44 | 日記

 

たった一日会えないその時間
が二日ほどにも長く感じられ
たり、デートの時間の五時間
がわずか一時間にしか感じら
れなかったり、

恋の時間は心に正直です。

切なさとか未練とか、ときめ
きとか狂おしさとか、すべて
それはゆったりとした時間
の流れがつくりだすものです。

 


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先輩の背中を見て学ぶ。そんなヒマがあったらすぐに訊け。

2023-06-28 11:42:42 | 日記

 

ひと昔前なら、「先輩の背中を
見て学べ」が多かったかもし
れないですね。時代の流れ、
地域性、会社の方針などによ
って、教え方は変わるもの。

でも大切なのは教え方より、
学び方。学ぶ側に「働きた
い」という意欲があれば、
自然に育っていくものです。


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