生まれたくて生まれてきた人も
いなければ、いくら永遠に生きて
いたいと思ってもかなった人も
いません。
そして確かなことは、この世には
自分と全く同じ人は二人といない
ということです。
ということは、それぞれが他人と
同じでない、自分ならではも存在
価値=役割を与えられて、天から
この世に遣わされたのだと思います。
では、「生きる」ということは何か?
人は、どんな厭世的な生活をしようと
も、自分一人で生きていけません。
「人」という字は、人と人が支え合っ
て生きている、いや、生かされている
姿です。
また、この世に何十億の人がいようと
も一人ひとりが違った能力を持って
います。
その違いを見つけ出して磨きをかけ、
自分の存在価値を明確にして、それ
によって多少なりとも世の中のため
に尽くすことが、「生きる」というこ
とではないでしょうか?
私だけの利得はなく、あなただけの
利得はないとしたら、
人生の妙味は、あなたと私を捨てた、
二人三脚の助け合いにある。