佐久市 ヤナギダ 趣味の店

長野県佐久市野沢93番地
ヤナギダ☎0267-62-0220

四枚の絵葉書を書くその中に君への一枚隠しておりぬ

2023-06-30 13:12:17 | 日記

 

 

一生一度の出会い
わたしたちは、人と出会うとき、
仕事であれ、遊びであれ、
これが最後の出会いと思って、
心して、語り、触れ合っている
だろうか。

だいたい、忙しいとか、他に
用事があるとか、また会える
と思って、その出会いを
“ゾンザイ”にしていないだ
ろうか。
ソンザイは存在とも書く。

つまり人との出会いをなんと
なく、あるいは自分の都合で
いい加減に会っているのなら、
相手の存在、人格を軽んじて
いる。

さらに言えば人という存在は
限られた生命を生きているの
だから、
相手の生命さえ軽視している
ことにほかならない。


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風そよぐせいたかのっぽ木の頭上 我には見えぬ青空がある

2023-06-30 13:09:21 | 日記

 

朝日新聞の「窓」欄に、『演技の 
無理』と題して次のような記事 
があった。 

「ある中学校の先生が、『いじめられ 
る子といじめる子の間に大きな 
違いはない。ほとんどの子が、 
どっちの立場にもなり得る。 

いじめられる側にまわるので 
はないかと、多くの子が内心、 
おびえている』とテレビで 
語っていた。 

おまえは変だと仲間から 
言われていじめられる側に 
まわらないために、皆が見る 
テレビや漫画を見、ゲームを 
して話を合わせる。 

別の誰かがいじめられている 
間は、自分が免れられるから、 
見て見ぬふりをする。 

一人が皆の犠牲になることに 
よって、暗黙のうちに多数の 
利益が一致する。 

いったん犠牲者の役まわりを 
押しつけられると、容易にそこ 
から抜け出せない仕組みができ 
上がる・・・・」 

日本では、一人が個性を発揮 
すると、「平等」の名のもとに 
皆が横並びを主張します。 

人は一人ひとりが違って 
当たり前です。そこに存在 
価値があり、仕事の価値、 
創造の価値があるのに、 

「みんなが同じでなければ 
ならない」という考え方が 
強い。 

横並び商品やカラオケにゴ 
ルフ、献金など皆同じ根です。 
もっと自分の責任で判断し、 
行動することです。 


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水平線を見つめて立てる灯台の光りては消えてゆくもの思い

2023-06-30 13:04:17 | 日記

 

人間関係において大切な
ことは、人を引きつける
ことだと思います。

欧米の人たちはそのこと
に非常に注意を払ってい
ますし、そのコツにも長
けているように思われま
す。

化粧やファッションなど
も大切な要素ですが、本
当に人を引きつける人は
それだけではありません。

そんな人は明るくて、表
情が生き生きし、知性と
ウイットにあふれ、奥ゆ
かしさを漂わすとともに、

その人ならではの独特な
味をかもし出しています。

そんな人は肯定的な自己
像を持っている一方で、

「他人には他人なりの生
き方がある」と他人をも
肯定できる人です。

自分ばかり主張するので
はなく、人の気持ちをさ
りげなく察する優しさや
思いやりを持ち、
共感を持って話を聞ける
だけの余裕があります。

人を魅力するには、単に
外観を取り繕う技術や口
先だけの話術ではなく、

その人の日頃の生きざま
自体が大切だと思います。

日常生活を前向きに明る
く楽しみ、悲しいことも
笑い飛ばしていく姿勢か
ら生まれてくると思います。

それが自然とその人の姿
や振る舞いに表われて人
を引きつけるのではないで
しょうか。


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まろやかなランタンの灯に照らされて天井低く我ら語れり 

2023-06-30 11:46:48 | 日記

張り裂けそうな胸を抱えて、

「好きな人はたくさんいる の」と

答えつつ

 

答えつつふいになにか寂しい


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はつなつの公園を行くあんだんてあなとの二歩と私の三歩

2023-06-30 11:42:59 | 日記

「洋服を和服に変えてみる」

 

なにがきっかけで人生は
変わるかわかりません。
たとえば一か月間、

ずっと着物で過ごしてみる、
なんてどうでしょう。

着物と言っても歌舞伎だとか
「和の文化」なんて堅苦しい
ことは考えずに、
コンビニに行ったり居酒屋に
行ったり、

普通に生活していればいい。
私は、ファッションに関わって
いたせいもありますが、
スーツにバックの代わりに
風呂敷に荷物を入れて会社に
通い色彩、素材を覚えました。

けっこう人の視線を集めること
になるでしょう。
それがまた知らない人と話す
きっかけになる。

またいい出会いが生まれる
かも知れません。

 


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愛された記憶はどこか透明でいつでも一人いつだって一人

2023-06-30 11:35:31 | 日記

「絶対的な愛って、存在すると思う?」
と、彼女はわたしに問う。
彼女は二十五歳のOL。
二十代はわたしにとって、まだ、
「女の子」の年代。三十代には
「女」になり、

四十代には「女の人」になり、五十
代になってやっと「女性」になる。
六十代からは再び女の子に戻る。
それがわたしの理想の女性像。

わたしたちは今、外苑前の駅近く
にある隠れ家てきラウンジバー
「北青山サロン」にいる。

カウンター席に並んで腰掛けて、
彼女は「フレンチキス」を、わた
しは「ミモザ」を飲んでいる。
どちらもシャンパンをベースに
したフルーティなカクテル。

どちらもシャンパンをベースに
したフルーティなカクテル。
フレンチキスはラズベリー色。
ミモザはオレンジ色。わたした
ちは、女の子と女。

「ときどき、わからなくなるの」
と、女の子は長いまつ毛を伏せる。

「すごく不安なの。彼のこと、好き
になればなるほど、心が不安定にな
っていくの。会いたくてたまらなく
て、会えば嬉しくて、でも彼と別れ
た途端、足もとの椅子をさっと
外されたような気持ちになって・・
・・・・」

まさに、「恋に落ちた」ってことね。
やられちゃったね、まんまと。

「これが恋だとすると、愛はどこに
あるの?私が求めているのは完璧な
愛なの。
絶対的で完全な愛が、私は欲しいの」

真剣なまなざし。思い詰めたような
瞳。いつかどこかで目にしたような。
懐かしいような切ないような。
真冬に思い出す、春の陽射しのよ
うな。

ミモザをひとくち含んで、女はこう
思う。欲しいと思うのであれば、
まず「欲しい」と思うことをやめ
なくては。

人は何かを欲しがっている限り、
それを手にいれることはできな
いのだから。


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もうそこにサヨナラという語があって一問一答式の夕暮れ

2023-06-30 08:59:08 | 日記

「百の恋より一つの恋」

百の思惑

千のため息

窓のむこうは

散りゆく夕べ

 

あなたに逢いたい

逢いたいと思う

けれど逢えない

散りゆく夕べ

 

想う人は誰ですか

それほどに

胸が痛むほど

 

百の後悔

千の希望

窓もなくなる

散りゆく夕べ

 


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