佐久市 ヤナギダ 趣味の店

長野県佐久市野沢93番地
ヤナギダ☎0267-62-0220

私の秘密が、乾いた音を立てる。

2023-12-18 12:58:04 | 日記

誰かを好きになる気持ちなんて
いちばんシンプルなはずなのに、
どうしてこんがらがってしまう
のだろうか。

きっとその森の空間は時間で
できていて、
みんなはそれを孤独と呼ぶの
かもしれない。




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「情熱の行き場」

2023-12-18 12:55:51 | 日記

ほんとうにたいせつなものが
見つかると、人は強くなれると
思う。

たいせつなもののために自分の
時間や情熱を注ぐことができる
ようになる。



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「スピードはメッセージ」 

2023-12-18 12:53:33 | 日記

誰かにLINEを送って
その返事がすぐに返って
きたりすると、

びっくりすると同時にちょ
っと嬉しくなる。
こういうとき、

LINEって内容よりも
スピードが大事なんだなあ
って思います。

これを守っているのが
芸能人の明石家さんまさん。

「ありがとう」のひと言で
いいからすぐ返事をする。
引っ張れば引っ張るほど
ハードルが高くなっていく。

きちんと書かなくっちゃ、と
いうプレッシャーで、
ますます書きづらくなるわけ
です。

朝いちばんで来たLINEには、
「わぁ、早起きですね」と
返すだけでも、
なにか同じ時間を生きている
ような、

「つながっている」感じが
しませんか。

スピードもひとつの
重要なメッセ―ジなんですね。





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「白い封筒を発見した瞬間、胸の中で、飛魚が跳ねた」

2023-12-18 12:03:35 | 日記
一昨日は、非常に心楽しい時間 をありがとう。 誰かと一緒にいて、あんなに 心の底から笑えて、楽しいと 思ったのは、実に久しぶりの ことで、自分でも驚いてしま ったほどです。 こんなに楽しい時間を過ごして いいのか、というほどに。 それは、ひとえに、あなたの おかげだと思いました。まず はそのことについて、お礼を 言いたくて、この手紙を書き 始めています。

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「人もものも自分以上は見えない」

2023-12-18 12:02:18 | 日記

人間は自分の尺度で
他人やものを計る
人がそう見えるのは
自分がそう見ているからだ!

幼い頃、古老から「お月さまは
その人の心の大きさと同じに
見えるのだよ」と言われたこと
が、今でも鮮烈な印象として心
に残っている。

人も、ものも、自分の尺度で
計っていて、自分以上は見えな
い。自分もまた相手の尺度で
見られている。

このことは、自分を正しくわかっ
てもらうためには、それなりの
工夫と努力がいることを示して
いる。

また、自分がお大きくならなけ
れば、他人のよさも見えないし、
ものごとの大事さがわからない、
と警告しているということでも
ある。


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「人生いちばんの”妙味”はここにある」

2023-12-18 11:59:03 | 日記

生まれたくて生まれてきた人も
いなければ、いくら永遠に生きて
いたいと思ってもかなった人も
いません。

そして確かなことは、この世には
自分と全く同じ人は二人といない
ということです。

ということは、それぞれが他人と
同じでない、自分ならではも存在
価値=役割を与えられて、天から
この世に遣わされたのだと思います。

では、「生きる」ということは何か?

人は、どんな厭世的な生活をしようと
も、自分一人で生きていけません。
「人」という字は、人と人が支え合っ
て生きている、いや、生かされている
姿です。

また、この世に何十億の人がいようと
も一人ひとりが違った能力を持って
います。

その違いを見つけ出して磨きをかけ、
自分の存在価値を明確にして、それ
によって多少なりとも世の中のため
に尽くすことが、「生きる」というこ
とではないでしょうか?

私だけの利得はなく、あなただけの
利得はないとしたら、
人生の妙味は、あなたと私を捨てた、
二人三脚の助け合いにある。


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「優しい人」―わたしのお墓―

2023-12-18 11:57:41 | 日記

家を出て、わたしの借りた部屋は
ビルディングの二階にあった。ビ
ルの一階には五軒の店舗が入って
いた。十階か十五階か、そこらの
高さがあって、屋上に、えんじ色
の屋根のようなものが付いていた。

その屋根は、上りの新幹線の窓か
ら遥か彼方に、ほんの一瞬だけ、
はっきり目にすることができた。

その部屋に住んでいるときも、
住まなくなってからも、わたし
は上りの新幹線に乗ると必ず、
列車の窓に顔をくっつけて、
その屋根を見つけようとした。

うまく見つけられたときには、
訳もなく嬉しかった。三角形
をしたえんじ色の屋根。

優しい人と過ごした場所。
それは、わたしのお墓だった。

ビルの近くを、川が流れていた。
「あの川を渡ると、なんだかすごく
ほっとする」
優しい人は部屋に着くなりそう
言うと、いつも両腕にありったけ
の力を籠めて、わたしの躰を
抱きしめてくれた。

そのころのわたしは、ほとんど
その瞬間のためだけに、生きて
いたようなものだった。

両岸をコンクリートのブロックで
がちがちに固められ、流れている
のかいないのか、わからないよう
な、淀んだ灰色の川。

どこから流れてきて、どこまで
流れてゆくのか。それに関心を
抱く人など、ひとりもいなかった
に違いない。

川面にはチリや芥が浮いている
だけで、生命の気配すらない。

まるで世界から見捨てられた
ような川だったけれど、優しい
人が口癖のように「ほっとする」
と言うせいで、わたしもいつしか
その川を渡るときには、不思議な
安堵感で、心が満たされるように
なっていた。


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