佐久市 ヤナギダ 趣味の店

長野県佐久市野沢93番地
ヤナギダ☎0267-62-0220

運命の女神は待つ よりも、迎えに行くほうが確実 に会える

2024-09-02 13:06:31 | 日記

 

 

『運を味方にするのは
いい。

だが、頼りにするのは
いけない』。

人にも企業にも、運不運
といものが確かに存在す
る。

だが、運を自在にあやつれ
るかというと、それは不確実
だ。

確実なのは、運をつかめるか
どうかは、行動や準備にかか
っている。

ある心構え、ある姿勢を持った
人間である。


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頬をかすめてゆく 九月の夜風は、ぴりりと 冷たい

2024-09-02 13:03:24 | 日記

 

人生はたくさんの「さよな
ら」で成り立っている。

けれどもその一言がスマートに言え
たためしはなく、惨めにすくみあが
ってばかりいる。

「さよならに乾杯」と、さりげなく
言えたら、どんなにいいだろう。
別れをそんなふうに優雅に茶化すこ
とができたら・・・・・。

いさぎよくできないのならいっその
こと、女ならなりふりかまわず泣き
喚き、

別れたくないのだ、さよならなんて
いやだとすがりつけば、まだ可愛ら
しいものを、

そんなふうに姿勢を崩してしまうく
らいなら死んだほうがましと、笑え
もしないお粗末なユーモアを一席
披露して、結局泣きたくなるのが
セキのヤマ。

あぁ人生はなんとまあよく、
ウッディ・アレンの映画の世界と
似ていることか。ドジで、哀しくて、
滑稽で。


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「残んの月」 ーのこんのつきー

2024-09-02 13:02:12 | 日記
 
 
残っている月は、はかなさを
感じさせる。朝とともに消えてゆく
定めだ。日本人は、失われてゆくも
の、はかないものに美意識を持って
きた。

「残んの」という表現に詩的な響き
がある。「遠山の花は残んの雪かと
見えて」と『平家物語』にあるよう
に、「残んの」という言葉は数多くの
文芸作品に使用されてきた。

残り香りは、その人がいなくなった
あとに残っているほのかなにおいだ。
ここにいないことがいっそう愛着を
つのらせる。


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愛をひどく息ぐるしくするもの

2024-09-02 13:00:19 | 日記

 

人は、愛する女(ひと)のすること
なら、何でも許してやる。

愛をひどく息ぐるしいものに
するのはすなわちこれだ。 


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灯(ひ)ともしごろ

2024-09-02 12:15:41 | 日記

 

夕方の明かりをともす頃、
主婦は夕げの支度をし、
勤め人は帰りを急ぐ。

灯のついた住宅のそばを
通ると、魚を焼くにおいが
道に流れてきたりする。

灯ともしごろは火点(とも)
しごろであり、電気のなか
った昔、家の中の
行灯や街路を照らすガス燈
は、人の手でともされた。

花の蕾がほころぶことも、
火点しという。花の蕾は
夕方から夜にかけて
開くと信じられていたの
である。

「線香が火点す梅の花の技」

 


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「なんとか生きている。一睡もできないまま、朝が来た」

2024-09-02 12:13:17 | 日記

 

なつかしい。あの人と、
今ここで、ふたり
並んで窓辺に佇んで、この町
の眺めを、

ただ、一緒に見たらいいなと思う。

あの頃と同じように、ただ黙って、
同じものを(お互いの顔などでは
なくて)、

同じ方向を見つめているだけで
いい。
今、どこで、どうしているの
だろう。


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雨ですね」

2024-09-02 12:10:26 | 日記

 

 

“あなたからきたるはがきの
かきだしの「雨ですね」

さう、けふもさみだれ“

電話で、「雨ですね」と言いあ
うのとは違う、不思議な連帯感が
生まれる。電話ならまさにリアル
タイムで、今自分の見あげている
空を、

相手も見あげて相づちを打つわけ
で、それは単なるあいさつにすぎ
ない。

葉書に書く「雨ですね」は、そう
ではない。それは、あなたのこと
を思ってペンをとっていた時間に
雨が降っていました、といいう
一種のしるしのようなもの。

私はその時「・・・・ね?」と
あなたに話しかけたかった、
という気持ちの消印のようなもの。

リアルタイムでなく、時間の幅を
持って、その想いが届けられる。
「さう、けふもさみだれ」という
相づちも、同様に、気持ちの消印
である。

今あなたの文字を見つめながら、
心の中で返事をしました、と
いう。

正確な意味では時間はズレている
けれど、「さみだれの降る季節」と
いう視点から見れば、わたしたちは
時を共有しあっている。

そして一枚の葉書をとおして、
心を共有しあっている。


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「夏の夜の夢」にあなたが笑うとき微かに香るファーレンハイト

2024-09-02 12:08:40 | 日記
 
 
 
考えてみれば、香りはなかなかの
曲者である。何も語らない。その
くせ饒舌である。

私たちの無意識に訴えかけて、そ
の行動をさりげなく支配する。

順番からいえば、花はまず香りから
抜けてゆく。形を保ちながらある日、
香らなくなる。

香りの抜けた花は、すでに美しさの
ピークを過ぎている。

ということは枯れる前に形だけの花
が存在する。昨日と同じように咲き
ながら、もう芳香を放たない花を見
ると、何やら淋しくなる。

文章を書いていると、香らないと思う
ことがある。そんな時、文章としては
形は整っていても、失敗作だと思う。

薫りは作品の色気につながり、生命力
につながる。躍動する生命力が感じ
られない文章なんて、意味がない。

立派な文章を書きたいわけではない。
美しい文章も要らない。ただただ、
匂い立つ文章を一編でも良いから
書けたらと思う。

そういえば最近、季節の香りを感じ
ることが少なくなった。昔ほど木の
芽が匂わなくなった。

柚子も同じだ。匂わない木の芽
や柚子なんて、お吸い物の中で
邪魔なだけだ。

多分、女性も同じだろう。
形だけ美しく飾っても香らなく
なったら・・・・・。

そう考えると、女でいることを
大切にして欲しい、と切に思う。
 

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男の矜持

2024-09-02 12:07:13 | 日記

 

 

たいていの人は、
上には弱く、下には
強いのです。

大事なことは、いくつに
なろうが、目上の人や技
術的に会った時に、

こびずに、志を高く持った
姿勢で接すること、

自分より目下の人間に対
して腰を低くすることです。

これが、成功している人
たちの共通点です。



https://www.youtube.com/watch?v=eOkL0aMwZXA


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男と女の愛など、所詮、最初からつりあわないものだから、葛藤するだけ無駄というものだ。

2024-09-02 12:05:36 | 日記

 

 

一旦、別れてまた合流する川の
ように、彼女の中から懐かしさ
が溢れ出す。それは長く忘れて
いた感覚で、出会いの頃の息苦
しいほどのときめきを伴って
いる。

帰って来たのは私の方だと彼女
は気付く。男に初めて会った、
あの日の自分に。

肩の力がふっと抜けた。喜びが
体の筋々に伝わって、ゆっくり
筋肉を弛緩させてゆく。

涙に濡れた顔が和む。舌が甘や
かな言葉を紡ぎだす。

―――そうだわ、明日、残り
の折りヅルをみんな燃やして
しまおう。もう、私には必要
がないだもの。

だって、私の中に灯が点った
のだから―――

夜明けの鏡はガスの災を優しく
映している。涙に曇った彼女の
目には、白いセーターの胸の
真ん中あたりが、ぽおっと
緋色に染まって見えた。

“楽しいだけが恋じゃない、
歓びだけでもない、楽しい
分だけ苦しみや危険がとも
なう、

それが当たり前。生きた形態が、
塑像(そぞう)として見えるた
めには、深い影を必要とするの
と同様に、

困難や危険や涙がともなうから、
恋がきらびやかでもあるわけだ”

 

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「このささいな“違い”こそが最大の財産」

2024-09-02 11:57:16 | 日記

 

朝日新聞の「窓」欄に、『演技の
無理』と題して次のような記事
があった。

「ある中学校の先生が、『いじめられ
る子といじめる子の間に大きな
違いはない。ほとんどの子が、
どっちの立場にもなり得る。

いじめられる側にまわるので
はないかと、多くの子が内心、
おびえている』とテレビで
語っていた。

おまえは変だと仲間から
言われていじめられる側に
まわらないために、皆が見る
テレビや漫画を見、ゲームを
して話を合わせる。

別の誰かがいじめられている
間は、自分が免れられるから、
見て見ぬふりをする。

一人が皆の犠牲になることに
よって、暗黙のうちに多数の
利益が一致する。

いったん犠牲者の役まわりを
押しつけられると、容易にそこ
から抜け出せない仕組みができ
上がる・・・・」

日本では、一人が個性を発揮
すると、「平等」の名のもとに
皆が横並びを主張します。

人は一人ひとりが違って
当たり前です。そこに存在
価値があり、仕事の価値、
創造の価値があるのに、

「みんなが同じでなければ
ならない」という考え方が
強い。

横並び商品やカラオケにゴ
ルフ、献金など皆同じ根です。
もっと自分の責任で判断し、
行動することです。


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