人は思い悩むものである。
好きになった時、気持ちを相手
に伝える時、失恋した時、別れ
の時。そして想いが通じ合って
いる二人でも悩みはつきない。
「どうやって“好き”という
気持ちを伝えよう」
「ふられたらどうしよう」
「あの人には、別に想う人が
いるのではないか」
「ほかに想う人ができちゃっ
たけれども、どう別れを切り
出そうか」・・・
こと恋愛に限らずとも、ただ
でさえ人間同士のつきあいは
難しい。ましてや一対一の
恋愛関係においては、感情が
入り乱れるうえ、
性別の違いもあるし、相手に
よって状況が違ってくるのだ
から、普通の人間関係より悩
ましいのも当然といえるだろ
う。
シェイクスピアが「恋が平穏
無事に進んだためしはない」
と言うように、古今東西の
哲学者や作家、詩人など知性
ある人も、
その難しさや悩ましさでは
なぜ人は恋愛に生きるのか
―――。
多くの賢人や恋愛の達人が
言うように恋は人間の活力
であり、愛は人生の光なの
である。
ラブレターを書くには、
まず何を言おうとしている
のか考えずに書きはじめる
こと。
そして、何を書いたのかを
知ろうとせずに
書き終わらなければならない。
ジャン=ジャック・ルソー
フランス女性は
裏切られたらライバルを
殺す。
イタリア女性は、
だました男の方を殺す。
イギリス女性は
黙って関係を断つ。
だが、みんな別の男に
慰めを見いだす。
/シャルル・ボワイエ
美しい唇である為には、
美しい言葉を使いなさい。
美しい瞳である為には、
他人の美点を探しなさい。
/オードリー・ヘップバーン