三連休、旦那さんと道立近代美術館で開催中の
『ゴジラ展 特撮映画のヴィジョンとデザイン』に行ってきた。
ゴジラは、1954年に登場してから、今年まで、たくさんの作品が公開されている。
なので、どの世代にも、ゴジラファンがいる。
そんなわけで、ゴジラ展には、小さな子供から、お年寄りまで、
本当にたくさんの人が来ていた。
他の展覧会でも、もちろん子供連れの家族もいらっしゃれば、
お年寄りもいらっしゃるが、どの世代も、目を輝かせている展覧会は、
珍しい様に思う。
(子供は、退屈そうにしているか、騒いで怒られていることが多い・・・笑)
多分、ここ1年ほどで、一番混んでいた展覧会かと。
ます、入口と美術館のロビーに、「撮影OK」のゴジラがいて、
そこから人が進まない(笑)。
本格的なカメラを持って、長い時間撮っている男性がいれば、
ゴジラとのツーショット写真を連れに撮ってもらっている女性もいる。
次に並んでいる人のことなど、ちっとも気にならないらしい人が多い(苦笑)
どちらも着ぐるみなんだけど、ものすごい迫力!
進んでいくと、最初に、ゴジラシリーズの歴史の説明がある。
ゴジラ展 作品紹介ページは こちら
旦那さんも私は、初代ゴジラ世代なので、宝田明さんが出ているポスターに、
「懐かしい~!!!!」
と思わず叫びたくなった。
次に、特撮についての説明や、実際に使われた図面や絵コンテなどが展示されている。
私は、図面はほぼCAD(図面用ソフト)世代なので、
「これ、手書きしたの?!」
の驚きの精密図面に、ただただ感動。
いや、本当に、この前のエッシャーさんといい、
人の情熱と集中力とは、すごいものだ。
私の大好きなモスラのモデルもあったのだけど、写真が撮れないエリアで残念だった。
ザ・ピーナツの歌が、今も口をついて出てくる(笑)。
写真OKエリアにあった、実際に撮影に使われた東京都庁?
東京駅だっけ・・・?
↓
↑本当に、壊れた建物だよね・・・・。
↓これ、最新のゴジラの着ぐるみ。(ゴジラスーツと呼ぶんだね)
このゴジラの前で、ゴジラポーズで何枚も写真を撮っている
60歳くらいの男性がいた。
「グワオー」だの「ギャオー」だの言いながら、ポーズをとる男性を、
奥様らしい女性が、パチパチ、写真に収めていた。
見ているこっちが恥ずかしくなるほど、真剣・・・(笑)。
「よっぽど好きなんだね・・・」
と思っていると、旦那さんが、ツカツカとその男性に近づいていった。
そして、
「よう!〇〇さん!」
と声をかけた。
なんと、その男性は、旦那さんの会社の同僚だったのだ。
〇〇さんは、超テレまくりながら、しばし旦那さんと立ち話をすると、
奥さんと娘さんを連れて、会場を後にした。
誰も知らないと思えばこそ、ゴジラに真剣になれるのに、
そこによりによって、会社の同僚が現れるなんて、なんてかわいそうな〇〇さん・・・。
まぁ、まぁ、何はともあれ、とにかく面白かったゴジラ展。
機会があれば、是非、ご覧いただきたい。
ただし、ゴジラになるときには、周りにご注意を(笑)。