今日は、ちょっと真面目な話・・・。
昨日のSapoの『振り込みミッション』は、
銀行窓口の方のご協力により、無事に完了した。
で、何の保険料を振り込んだかと言えば、こちら。
この夏休み、Sapoはスイスへ短期留学することになり、
その保険料を支払いに行ったのだ。
「あら、春にアメリカ行ったのに、また行くの?」
と思われた方もいらっしゃるかと。
そう、また行かなくっちゃいけないのだ。
Sapoは大学で、特別教育プログラムと言うのに所属している。
「グローバルな社会に適応していこうね!」
な感じのプログラムで、そのプログラムでは、卒業までに
短期留学なら2回、長期留学なら1回の留学が義務付けられている。
(他にも、たくさんやることが決まっていて、けっこう大変・・・)
そのプログラムを完了しなくても、大学は卒業できるのだけど、
完了すれば、就活のとき、大学がうーんと押してくれる・・・らしい。
・・・と言うわけで、今回はスイスに行くことにしたSapo。
今回は、「親は面倒を見ないので、準備は自分でしなさい」と言われているので、
Sapoは、自分でコツコツ準備を進めていたというわけ。
・・・で、問題は、昨日の夜突然起きた。
Sapoが、
「今日の留学説明会で聞いたんだけど、留学先の大学が休みの日は、
フランスに観光に行くんだよ!」
と言いだしたのだ。
このスイス留学、Sapoの大学では、毎年行われていて、担当の先生が、
「毎年、みんなでフランス観光に行くので、今年も行くよ!」と言ったのだそうだ。
このご時世に、フランス観光だなんて、何を考えているのか。
それを聞いた私が、
「スイスだから留学も許可したんだよ。フランスへ行くなら、許可できない。」
と言うと、Sapoは明らかに不機嫌な顔をした。
「去年11月のフランスのテロ、覚えていないの?」
と付け加えると、
「あれっきり起きてないでしょう?大丈夫なんじゃないかなぁ?
先生も毎年行ってるっていうし・・・。」
と控えめながら反論するSapo。
「去年のフランスと今のフランス、事情が違うでしょう?
バングラデシュのテロも、外国人が狙われたんだよ。
外国人観光客を狙った方が、世界に恐怖を与えられるからだよ。
狙われているのは、あなたたちのような観光客なんだよ。
あなたに何があっても、それはあなたの人生だから自由だと思うけど、
それでどれだけの人に迷惑をかけるか、考えてごらんなさい!」
ちょっと語調を強めて言ってみても、Sapoはまだ納得のいかない顔をしている。
結局のところ、その後もSapoと私の話し合いを、黙って話を聞いていた旦那さんの、
「フランスへ行くなら許可できない。これは決定。
どうしてもスイスへ行きたいのなら、学校からフランスへ行かない約束を取りつけなさい。」
と言う一言で、真夜中まで続いた話し合いは、終わりになった。
納得のいかないSapoも、しぶしぶ従うしかなかった。
そして、今朝。
テレビではフランスで再度起きたテロのニュースが流れていた。
Sapoは、テレビを見たまま固まっていた。
それから、すぐにパソコンを立ち上げると、担当の先生にメールを入れた。
しばらくすると、Sapoが、担当の先生から、
”フランス行きは必須じゃない”
”スイスから出なくて構わない”
と返信が来たことを知らせてくれた。
必須じゃないって・・・・。
まだ、フランス、行く気なの、先生・・・・。
学校側が、この先生のプランを中止することを、信じている。
Sapoだけが安全ならいいわけじゃない。
(中止しなければ、絶対に止めさせてやる!)
※テロの犠牲になった方々のご冥福をお祈りします
日本に居るから絶対安心っていうわけじゃないけれど
なにもこの時期にフランスに観光に行かなくても…
と言うか 行ってはいけないと思いますね
根拠もないのに思ってしまう動物なのですよね。
でも、それがなければ、にっちもさっちもいかなくなる・・・っていう
局面も、確かにあるとは思うのです。
(だって、そんなこと言ってたら、一歩も動けないですものね)
でもね、911のあのテロの日。
息子と二人で、ビルに突っ込む飛行機をTVで見ていました。
「あれ?お父さん、今アメリカじゃなかった?」
「あ・・・。そうだよ、そう、アメリカじゃん!!
どうすんの!!!今どこにいんの!」
第二夫は、あの時、アメリカにいたのでした。
ツアーコンダクターだったので、十数人のお客様をお連れして。
あの日、ダラスからニューヨークに向けて飛び立とうと、
飛行機に乗っていました。
ところが待てど暮らせど飛び立ちません。
結局降ろされ、「なんかあったん?空港、全部閉鎖やねんけど」と
呑気に電話してきたので
「とにかく今すぐ帰っておいで!!つべこべ言わず、今すぐ日本に!」と
叫んだのを思い出します。
私の命令に忠実に従い?最短で、3日後くらいに帰国しました。
パリのドゴール空港の爆破事件の時も、第二夫は
あの数時間前に現地に居ました。
もうね、考えたら、本当に怖くて。
旦那様が出された結論は、とても正しいと思います。
そして、そんな呑気な学校には、是非
抗議されること、賛同いたします。
長くなってごめんなさい。
つい、興奮してしまいましたm(_ _)m
私も思います!
Sapoちゃん達に何かあったら大変だもの。
これは、声を上げるべき事だと思います。
事件に巻き込まれた時に、運が悪かったね、で済まされる問題ではないですよね。
行かずにいて、何事もなかった時、行くはずだった先の方達の何事もなかった事に、ハッピーを感じてあげて、
これからも平和で有りますようにと神様にお願いをすると言うのも有りではないかしら。
怖がり屋のばーばの感想です。
引率の先生の態度に疑問があります。
大切な生徒を預かるのに、態度が軽すぎます。
舛添さんと同じ資質の持ち主?
生徒の引率を出汁に自分が楽しんでいるとしか思えません。
普通色々有る所は生徒が行きたがっても止めるのが指導者だとおもいます。
多言語国家の実態と やはり観光
但しフランスは これからもテロに狙われる怖れがあります ベルギーにもあり ドイツだって何時かはと思います
周辺国には安全は無いでしょう
親として子どもの無事を望むのは当然 起きてから悔やむより 事前に十分聴かせることですね
コメントの返信が遅くなって遅くなってすみません。
そうですよね。
何の用事も必然性もない人は、行ってはいけないですよね!
私も、そう思います。
全く!・・・です。
コメントの返信が、遅くなってすみません。
ポンままさんの元ご主人さま、そんなことがあったのですか!
私も、911テロ、テレビで見ていて、怖くて泣いてしまいました。
(亡くなられた方を思って・・・ということもありましたが)
家族がアメリカにいらしたポンままさんやお子さん方の心配はどれほどだったことでしょう。
パリの爆破事件は、ポンママさんのコメントを拝見して、
「あっ!そんな事件もあった!」
と思い出した私だったのですが、
ご家族であったポンママさんにとっては、一生忘れられない事件なのですね。
お仕事で、海外へ行くっていうのは、そういうことなんですね・・・。
今さらですが、元ご主人様が無事に戻られて本当によかったですね。
コメントの返信が遅くなってすみません。
本当に、何を考えてるんだろう・・・と思いますよね。
珍しく、
「絶対に許さない!戦ってやる!」
と決意するほど、怒っちゃいました。
次の記事で、後日談、書かせていただきますm(__)m
コメントの返信が遅くなってすみません。
本当に、引率者とは思えない発言です。
お気楽なら、自分ひとりのときにしていただきたいです。
それにしても、何かあったら、どれだけの人に迷惑をかけることになるのか・・・ですが。
舛添さん並、同感です。