火曜日、24日のブログに書いた『限りなく練乳に近い生キャラメル』を持って母と二人、
祖母のところに遊びに行った。
祖母は今月95歳になったのだが、おしゃれで、社交的で、頭の回転も速く、
とてもその年齢とは思えないほど若い。
母と生キャラメル初体験だった祖母は、
「柔らかくておいしい~。ネバネバしなくて食べやすいね~。」
と喜んで食べてくれた。
まぁ、二人とも優しいので、私の作った物なら、どんなものでも喜んでくれるわけなんだけど・・・・笑。
三人でおしゃべりするうちに、話題は祖母の甥っ子(50代)の縁談の話になった。
甥っ子が未だ独身でいることを心配していてる祖母が言った。
「あの子(甥っ子)、地下鉄で働いてるんだよ。だから外に出ることってないでしょう?
出会いのチャンスがないんじゃないかと、心配なんだよ。」
母と私は、思わず笑ってしまった。
地下鉄に勤めていたって、仕事時間以外は地上で生活してるよ・・・たぶん・・・。
「いやいや、仕事が終わったら、ちゃんと地上に出てると思うよ。」
と私が言うと、
「だって、地下鉄って朝早くから夜中まで走ってるんだよ。
そんなに働いてたら、外に出るヒマなんてないでしょう?」
とつくづく心配そうに言う祖母。
大丈夫だよ、たぶん・・・っていうか、絶対に交代で働いてるし・・・・・。
祖母の誕生日に、祖母の似顔絵を描いて(もちろんパソコンで)プレゼントしたのだけど、
祖母はそれをとても気に入ってくれていて、
「いつも持って歩いてみんなに見せているんだよ。」
と封筒に入った似顔絵を出して見せてくれた。
↑こんな似顔絵。
「これ、本当に気に入ってるんだよ。若いし、綺麗だし!」
とうれしそうに絵を見る祖母。
いや、実際に祖母って綺麗なんだよね。(確かに若く描きすぎたけど・・・笑)
すると突然、祖母がこう言った。
「そうだ!これ、遺影にしてもいいんじゃない?」
私の天然は、きっと祖母に似たのだと思う今日この頃・・・・。
これを書いていて思い出した。
私が高校3年の夏、学校で面接の練習をしたときに、
「尊敬する人は誰ですか?」と試験官役の先生に尋ねられ、
「祖母です!」と答えたら、
「子供じゃないんだから、身内をあげないで下さい!」と怒られた。
懐かしいなぁ~。
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