昨日の朝、家の近くで、5人のサラリーマンにすれ違った。
たぶん、近くにある大手OA会社の新人さんなんだろう。
いかにも、「高校卒業したばかり」という感じの、若くて元気な子たち。
背が高く、スーッとした手足で、モデルさんもできそうなのに、
スーツは今一つ似合っていない。(笑)
2か月前までは高校生だったのだろうから、
社会に出たからと言って、そうそう急に社会人っぽくはならない。
そりゃ、そうだ。
でも、5人の足取りは軽く、とっても楽しそうだった。
前日の会社でのできごとを、大きな声でワイワイ話しながら、歩いて行った。
「キミたち、頑張れ!キミたちの未来は明るいぞ!」
そんなエールを心の中で送ってみた。
夕方、買い物の帰り、同じ道を朝とは逆向きに通った。
すると、5人のサラリーマンが大手OA会社の方から歩いてきた。
年齢は、50歳前後だろうか。
みなさん一様におなかのあたりがふくよかで、スーツもクテッとして体の一部になっている。
5人まとまって歩いているのに、誰も何も話さない。
背負っているものが大きいのか、背中を丸め、重たい足取りで歩いている。
5人の青年の30年後を見た気がして、びっくりした。
頑張れ!青年!
頑張れ!おじさん!
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