解散総選挙時期、政局、第三極問題、特例公債発行問題について、各党党首の見解を解説委員が聞く番組でした。臨時国会の状況を反映した質問、見解表明でした。国会内の政党、政権が思うとおり行かないことで、イラつき、いろいろなことを言っているということはよく分かりました。しかし、国民が苦しんでいることに対して、政権党、政党がどう向かい合っているかは、あいまいでした。
興味深かったのは、消費税率引き上げ法案成立、三党合意、そのことによる国民生活の窮乏などに触れたのは社民党、共産党だけでした。また、沖縄米軍基地移設、オスプレイ配備反対、米軍の暴行事件に触れて発言したのは共産党、社民党でした。領土問題に関しては、自民党安倍党首は領土問題の存在を認めず、力で尖閣を守ると主張していました。原発ゼロ、原発再稼動、原子力規制委員会問題に触れたのも社民党、共産党でした。「立ち上がれ日本」平沼党首は、自主憲法制定すべき。日米安保の更なる強化、自主外交、日本の独立を主張していました。元自民党極右派の主張としては、当然かもしれませんが、彼らの政治感覚には唖然とするばかりです。解説委員の質問の仕方にも問題があるかもしれませんが、あまりにも国民感覚からずれたやり取り。現在の政治的閉塞感を反映した党首見解でした。
午前8時からの民法番組で「第三極政治勢力結集」を評して、「極右の再編」のような政治状況である。戦後民主主義を大切にしなければならない。大阪維新の会、立ち上がれ日本などの第三極政治勢力の本質が国民の中でも分かり、現在の政治状況の打開には、何の期待も持てないとの意見も広がってきているのではと感じました。
NHKの党首見解で、三極の動きに呼応して、舛添氏、大地鈴木氏、河村名古屋市長が見解を述べました。3氏は政治的な見解に大きな差はないと言いました。大きな差がないとは、憲法改正、自主憲法制定、自立・自助を中心とする政治では見解の差がないこと示しています。政治の根本に関る平和憲法、憲法が掲げる人権尊重、戦争放棄などに対して第三極といわれる政治勢力が批判し、攻撃し、日本政治を誘導しようとしている共通点があります。政治的な閉塞感を利用して、歴史の歯車を逆転する政治的な潮流が強まっていることを見逃すことは非常に危険だと感じました。
人気ブログランキングへ
興味深かったのは、消費税率引き上げ法案成立、三党合意、そのことによる国民生活の窮乏などに触れたのは社民党、共産党だけでした。また、沖縄米軍基地移設、オスプレイ配備反対、米軍の暴行事件に触れて発言したのは共産党、社民党でした。領土問題に関しては、自民党安倍党首は領土問題の存在を認めず、力で尖閣を守ると主張していました。原発ゼロ、原発再稼動、原子力規制委員会問題に触れたのも社民党、共産党でした。「立ち上がれ日本」平沼党首は、自主憲法制定すべき。日米安保の更なる強化、自主外交、日本の独立を主張していました。元自民党極右派の主張としては、当然かもしれませんが、彼らの政治感覚には唖然とするばかりです。解説委員の質問の仕方にも問題があるかもしれませんが、あまりにも国民感覚からずれたやり取り。現在の政治的閉塞感を反映した党首見解でした。
午前8時からの民法番組で「第三極政治勢力結集」を評して、「極右の再編」のような政治状況である。戦後民主主義を大切にしなければならない。大阪維新の会、立ち上がれ日本などの第三極政治勢力の本質が国民の中でも分かり、現在の政治状況の打開には、何の期待も持てないとの意見も広がってきているのではと感じました。
NHKの党首見解で、三極の動きに呼応して、舛添氏、大地鈴木氏、河村名古屋市長が見解を述べました。3氏は政治的な見解に大きな差はないと言いました。大きな差がないとは、憲法改正、自主憲法制定、自立・自助を中心とする政治では見解の差がないこと示しています。政治の根本に関る平和憲法、憲法が掲げる人権尊重、戦争放棄などに対して第三極といわれる政治勢力が批判し、攻撃し、日本政治を誘導しようとしている共通点があります。政治的な閉塞感を利用して、歴史の歯車を逆転する政治的な潮流が強まっていることを見逃すことは非常に危険だと感じました。
![](http://image.with2.net/img/banner/banner_22.gif)