精華よもやま話   佐々木まさひこ議員のつぶやき

京都・精華町会議員佐々木まさひこのローカル日記

釈尊降誕会

2009年04月08日 22時53分45秒 | 今日のできごと
 今日は、「釈尊降誕会」。こう書くと「何のことやら」となるかも知れない。昔風に言うと「花祭り」。ゴータマ・シッダールタ=お釈迦さんが誕生した人されている。日本は仏教国なのに、12月25日のクリスマスに比べて、4月8日はマイナーな印象である。時期的にも、新学期・入学式シーズンなので、忘れ去られているのかも知れない。釈迦は、誕生してすぐに「天上天下唯我独尊」と言ったとか・・・真実は不明だが、宗教とは人間の常識では考えられないことが起こるとされていることが多い。その類の話が、神秘性・超人性などを備えて、信仰心が高まるのかもしれない。
 今、発売されている某週刊誌に、某宗教団体のことが掲載されている。密接な関係にある元国会議員に対する脅迫などで控訴審で、有罪判決が下ったことについて書かれている。この集団は、過去にも人権や民主主義を侵害しかねない事件を起こしている。個人の判断での犯行なのか、組織の指示があったのかは知らないが、唯一絶対の存在や価値観を尺度とすると、常識では考えられない言動に出る恐れがある。これまでも、脱会宣言を機に、さまさざまな嫌がらせを受けたという方の話を聞いたことがある。
 政治の世界は、情の要素もあるが基本的には科学・理論の世界だ。宗教の世界は、途中まで理路整然としているものもあるが、最後の段階で超科学的な装置が働き、理屈が吹っ飛ぶことが多々ある。宗教の存在や信仰心は否定しないが、政治の世界が歪められることもある。主権者には、そのあたりを冷静に見て判断して欲しいものだ。
コメント
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