今日の午後は、国会図書館関西館での手話通訳だった。
以前も1回経験したが、全国各地の図書館職員の研修会。内容は、障害者向けサービスのあり方やノウハウである。
手話通訳にも守秘義務があるので、具体的なことは書けないが、参加者の皆さんは本当に「まじめ」。それゆえに、深く考えすぎるところがあるのではと、手話通訳しながら、若干イライラでした。
全日程参加していないので、全容は不明という前提だが、障害のある方も基本は同じ人間だということ。
私たちと同じように知的欲求があるということ。
そして、分からないことは自分たちだけで考えないで、当事者または関係者に遠慮せずに聞くことです。
「聞くは一瞬の恥、聞かぬは一生の恥」という言葉があるように、謙虚に接すれば道は開ける。
それよりも、もっと大きな壁は、行政の予算獲得だろう。
政治家は、一般的に直接稼がない図書館のようなものに理解が浅い。財政が厳しい折、予算獲得は大変だろうと思う。
どの分野でもそうかもしれないが、「専門性」と「総合性」の両面が求められる世界でもある。
とにかく、2日間の研修を受けた図書館職員たちが、全国各地で実践を積み重ね、その結果ユニークかつ人間発達に貢献する図書館が生まれることを期待します。
聴覚障害や手話に関することは、遠慮なくお尋ねください。
今年も年末まで、地元北ノ堂のイルミネーションがスタートした。
現場は、北ノ堂公園
JR祝園・近鉄新祝園から、徒歩10分程度のところ。
数年前から取り組んでいるが、当初は計画性もなく、木にくくりつけて樹木に飾るという原始的な方法だったが、今では計画的にデザインして設置している。電球も、徐々にLEDに変更していて、消費電力もゼロが1つなくなるほどのことだ。
駅から帰宅する時に見えるので、みなさんには好評。
ただ、設置するのは大変だ。
今回も、朝から午後1時前までかかり、北ノ堂まちづくり協議会のメンバーとともに作業した。11月下旬にしては温かかったのが幸いだ。
まちづくり協議会には、いろんなメンバーがいる。
仮設構造物の作業が得意な方、電気関係の仕事をしていた方、サイトのデザイナーの方・・・・・と、広い分野にわたる。だから、いろんなことができる。
各地域でも、現役時代(現役としても)その分野の専門家だった方はたくさんいるはずだ。その方たちの知識と技能を活用すればいろんなことができる。
この間、特にコンビニで買い物をすると、多くの場合「レシート入りますか」と聞かれる。
逆ではないか
恐らく、レシート入らない人が増えているので、聞くのだろうと推測するが・・・
モノを売って「領収の証」であるレシートや領収書を発行するのは常識だろう。
これまで内容がよく分からなかった、病院や開業医でも、診療点数や検査料など内訳が記された領収書兼内訳書を発行するようになっている。
昔は(今でもあると思うが)、買ったモノと支払いが一致しているかどうか点検するために受け取っていたケースもある。
私も、時々イコカなどの「電子マネー」で支払うこともある。電子マネー残高を確認するためにもレシートはあった方がいい。
ただ、いちいち聞かれるのは面倒だ。
いらない人用に、レジの近くに「不要レシート入れ」をおいておけば済むことではないか。
これは一例だか、本来と逆の発想でものごとが動いている節もあり、違う意味でも「恐怖」を感じる。
昨日の記事にコメントをいただきました。
「推進派です」という内容です。
恐らく「改革推進」という意味だと思いますが・・・・
一般的に、ものごとが行き詰まっている時に「改革」と言えば、聞こえはいいし期待もされる。
もちろん、私も改革が必要な分野は多々あると考えている。
ただ、「改革します」って中身は何?ということです。
例えば、今たたかわれている大阪の選挙で、維新の会側は無駄の象徴として「体育館」をあげている。大阪府立と大阪市立の2つがあるから無駄という理屈である。聞くと、一瞬「そうかな」という気分になるが、それは極めて表面的な幼稚な議論である。
なぜなら、中身を検証していないからだ。
府立と市立があり、どちらも稼働率が低く、要するに利用する人が少なく、維持管理経費だけがかさんでいるならそのような議論も当然だ。維新の会の理屈では、府立か市立かに統一すればいいということになる。
しかし、大阪の現状を聞くと、府立体育館も市立体育館も利用率は高く、府民・市民のスポーツ振興や健康増進に貢献しているということ。どちらかの体育館が廃止されれば、健常者のスポーツ=オリンピックや国体に向けた強化方法が優先されることにより、障害者団体は、障害者スポーツの拠点が失われるという危惧を持っている。
都構想についても維新の会の資料に目を通したが、何をしたいのか分からないし、そのことで今の大規模都市問題が解決するとも思えない(もちろんものごとには長短あるので、改善される面も少しはあると思うが、短所の方が大きい)。
マスコミは、良い政策しか伝えていないが、維新の会府政になって、後退した分野も多い。特に、教育・福祉など生活密着分野のダメージが大きい。
要するに、何の目的で何を改革するのかが問われるのだ。
選挙の論戦は、そのことをしっかりと有権者に伝える必要があるし、有権者も表面的な言葉に惑わされず、中身をしっかり見極める必要がある。
なお、前知事のことを「独裁的」と言っているのは、前知事本人が自分自身の発言として、要するに自分の考え方として「独裁が必要」と言われているのだから、こんなにも確かなことはない。
ポイントは、民主主義の日本で、
短時間で方向性は決まるかもしれないが北朝鮮のような独裁的な政治を作るのか、
手間はかかるかもしれないが多数の方の意見を反映させた政治を作るのかが問われているということ。
今朝の報道では、大阪の知事選・市長選が終われば、国民新党と石原都知事、名古屋市長などと維新の会が「政党」を立ち上げる構想があるとのこと。
共通するのは、議会や職員を「仮想敵」にしたてて、住民の関心を本来の本質(子どもたちのための教育はどのように地道に進めるのか とか 地域の福祉力を底上げするためにどのような取り組みを協働して進めるのかなど)ではなく、権力を持つ者(知事や市長)が独断・独裁的にすすめる雰囲気を醸し出していることだ。
地方政治は、特に現場に近いだけに、1つの問題でも多面的な性格があり、いろんな関係者の意見調整が必要である。現実問題として、マスコミがはやし立てた名古屋市や大阪では、本来政治の光を当てる必要のある人たちが冷遇されている。そして、湾岸開発をはじめとする「目玉商品」を作り上げ、税金を集中的に投入している。
また、独裁的市長・知事に共通しているのは、「カネに汚いこと」だ。
維新の会代表を支援する人物や企業が、大阪府の仕事を受け取ったり、普通の人の感覚では考えられない方法で、カネを獲得している。維新の会を応援している某政党も「政党助成金」を受け取っている。
石原都知事もスーパーワンマンである。
新しい政党ができれば、結局「石原新党」となり、障害者や難病者など少数意見はことごとく抹殺され、1つの価値観だで政治が動かされるのは間違いない。
結局、大阪は従来の独立精神を失い「東京ライズ(東京化)」する運命をたどる危険性が高い。
関西弁がすたれ、タイガースもすたれる
なんていう事態にならないためにも、維新の会の暴走を止めなければならないのではないか。
大阪人よ
それぞれの中にある不満の気持ちは、ある程度解消してくれるかもしれないが、それで本当の問題が解決するのだろうか
よーく考えて欲しい。
実は、8月の中頃、福島に行ってきた。
滞在したのは、福島駅でレンタカーを借りて約6時間ほど。
あの飯館村をこえて南相馬市・相馬市周辺に入った。
この写真は、福島市内の公園。
車の中からの撮影なので分かりにくいかもしれないが、ブルーシートが見えると思う。
公園の表土をめくり、1か所に集めた後ブルーシートをかけている現場である。
この写真は、海岸から1キロほど入ったところにある民家である。
「コワシ」だけが見えるが、「壊してください」と書かれている。津波で被災したが、自力で撤去できないので・・・・
2枚目の民家の近くには、地元の方が作ったのか・・・
復興のひまわり畑がある
聞くところによると、歌手の野田淳子さんが、この後この近くでコンサートを開いたとのこと。
ひまわり畑 から南に1キロくらいのところ
道路の右側数百メートルで、太平洋になる
畑で集団的に咲いているのも素晴らしいが、道路わきに1本だけだが、力強く咲いていた。
精華町議会は、議会基本条例に従い、下記の通り議会報告会を開きます。
参加自由、無料です。
ぜひ、たくさんの方のご参加をお待ちしています
11月25日 金 夜7時~ 精華南中学校体育館
11月26日 土 夜7時~ 精華町交流ホール(役場内)
11月27日 日 昼2時~ 光台コミュニティホール
先週のこと
大阪維新の会が府議会に提出している「教育基本条例」に異議を唱える人たちが「共同でアピール」を出した。
尾木ママとして一躍有名になった「尾木直樹」さんをはじめ、女優の竹下景子さん、教育学者の田中恒子さん、新聞記者の長谷川さんなどなど、各界の方が疑問を呈している。
維新の会が提案している「条例案」は、長年の経験や実践を通しても「反対」される代物のようだ。
条例の一部だけを見れば、「けしからん教師を追放できる」と、府民の気持ちに合うような要素もあるが・・・冷静に考えれば分かることである。
過去に、生活保護制度を削るために、自民党政権はこんなことを言った。
「生活保護を受けている者が、外車で銭湯に通っている」
確かに、ごく一部にそのような事例があったのかもしれない。
でも、圧倒的多数はまじめに仕事を探したり、つつましい暮らしをしていたのだ。
「ほんの一部」の現象をあたかも「全て」のように宣伝して、ものごとを変える=多くの場合は壊す=きっかけにするのは、「壊し屋」の常とう手段だ。
さらに、教育や福祉を壊して、そのお金を回したいのは「ベイエリア」であることは、これまでの維新の会の政策などをみれば明らかである。
決して、大阪府民の大阪市民の暮らしがよくなることはない。
上の写真は、東京・世田谷区の梅ヶ丘中学校付近だ。
左の掲示板は、学校の前にいくつか並んでいて、行事予定や子どもたちの様子、研修会などのお知らせが掲示してある。下段左のような活用である。
2番目・3番目の写真は、外壁だ。カーブしているのは、もともと学校の境界あたりに木が植わっていて、その木の並びに合わせて曲線形をしている。やわらかい印象を与えるものだ。
歩道も少しだけ広く、地域の人が座ってくつろげるようになっている。
20年ほど前にここを訪れた。
それは、この近くの羽根木公園というところが「芸術拠点」となっていることやこの中学校など「エリア」としてバリアフリーや市民が憩える工夫がされていると、ある都市計画関係者から紹介されたからだ。
20年経過しても「輝き」は変わらずだった。
この近くには、他に養護学校や福祉センターがある。それぞれに都市計画上のの工夫がされている。
小田急「梅ヶ丘」駅(今では高架駅)からすぐ。北側である。
下記の日程で 里山あそび をします
11月13日 日曜 午前10時~12時頃
精華町の里山 祝園駅から東に2キロくらいのところ
駐車場もあります
焼いも ザリガニ釣り などなど自由に遊べます
参加費無料
幼児や小学生にはうってつけ ぜひご参加ください
今月下旬の投票を控えた大阪のW選挙。
マスコミは、相変わらず橋下前知事を取り上げ、知名度アップに「貢献」している。
維新の会が府議会に提出した条例案がある。
国民の中にある「公務員バッシング」の気分を巧みに利用している。マスコミもそのあたりしか取り上げていない。
だがどうだろう。
橋下氏が知事就任後実行してきたことを冷静に見て欲しい。
私も、このブログで当時批判したが・・・万博公園内にあった「国際児童文学館」を、「カネを稼がない無駄な施設」と廃止してしまった。
この施設は、いわば児童書に関する図書館である。私も訪問したことがある。
確かに、財政面としては稼ぐどころか支出する一方かもしれない。だが、将来を担う子どもたちの知識や人格を養うことを考えたら、カネには換算できないほどの価値があるものだ。
それを前述のような理由で廃止してしまった。
今回の条例案提出の理由などを聞いていると、根本のところで共通している。「国際社会に有能な人材育成」など、聞こえはいいが、人間は経済活動だけのために存在し生きているのだろうか。
また、国際社会に貢献できないような人材は無用な存在なのだろうか。
どちらの存在もあっていいのである。
どちらかが重要で、他方が無用ということはないはずだ。
それを、橋下流の価値観だけで「モノサシ」を法定(条例化)して、そのモノサシによって、大半の(ここがミソ。大阪府民の圧倒的多数は橋下流モノサシでは排除される側になる)子どもたちが「無駄」扱いされるのである。
いきおい、それは高校(だけにとどまらず小中学校にも波及する)の教職員をサラリーマン化させ、企業の成績のようになるだろう。
効率よく優秀な子どもたちを作り出す学校・教師だけが優遇され、「金八先生」のような教師は、必要ないとされる学校である。
そんなことをすれば、長年の歴史で培ってきたあの「大阪風土」は根本から破壊され、30年50年後は、冷酷で賢く優秀な「冷たい大阪府民」が幅を利かしているということになりかねない。
大阪府民・市民の皆さん
マスコミに踊らされることなく、冷静な目で将来を見据えた選択をしていただきたい。
6日、精華町では、国民文化祭2011の少年少女合唱の部が開催された。
正直、上手いかどうかではかなりの格差があった。
さて、この中で、久しぶりに聞いた歌がある。
タイトルの「涙をこえて」だ。
学生の頃、みんなと一緒に歌っていた中の1つ。歌詞が印象的なので、私の記憶する範囲で1番だけ載せておく(もし間違っていたらご連絡を)
涙をこえて
心の中で明日が 明るく光る
かげりを知らぬ若い 心の中で
この世でたった一度 めぐりあえる明日
それを信じて (ランランラララララ)
涙をこえてゆこう
なくした過去に泣くよりは
涙をこえてゆこう
輝く明日 みつめて
という歌詞である。
映画「バベルの塔」は、原発問題を分かりやすく学ぶことができる約70分間の映画です。
この映画を、精華町で上映することになりました。下記の通りです。
と き 11月5日(土) 午後1時と3時の2回
ところ 精華町福祉センター「かしのき苑」ホール
参加費 500円
チケットは佐々木でも取り扱っています。もちろん、当日でも結構です。
なんとなく原発が怖いと感じている方、電力不足が発生するから原発は必要なんだと考えている方・・・ぜひご覧になってともに考えましょう。
お待ちしています。