時々私どもの会派に対する批判が掲載される
そのことを「けしからん」というつもりはない
ただ、事実をまげて批判するのは、全くの筋違いであり、名誉棄損でもある
今、私たちは民主主義の社会に生きている
この制度がベストかどうかは、まだ分からない面はあるとして・・ルールは守るべきではないか
特に、ルール違反を問題視して、サイトやブログで指摘している方の側にルール違反があると、説得力をなくしてしまう
誰にも「思い込み」という勘違いはあるだろう
そんな細かいことまで、目くじら立てて論じようとは思わない
しかし、「思い込み」が「確信」になってしまうと、「この政治家は・この会派はこういう風に動くに違いない」ということで、事実を確認せずに論評するというミステイクを侵すこともある
最近では、わたしどもの議員団・会派が、議会基本条例と政治倫理条例に関して、主張していることとまったく正反対のことを書いている輩がある
議会は、民主主義の場である
私たちは、主張を持つている
ただ、精華町議会は6会派あり、全ての会派が過半数に届かない現実では、ものごとを前に進めようと思えば、テーマ別に意見の一致する、またはにかよった会派と共同することはある
このことは、私たちが少数派になることも意味している
現実に、12月定例議会では、「学校整備など教育条件をよくする請願」「TPP参加に反対する請願・意見書」などは、日本共産党会派のみの賛成、要するに自民系・民主党・公明党などの会派が「共同して反対」した結果である
しかも、民主党議員の中には、自分の一般質問では「学校の改善をすべき」と迫っていながら、「請願の実現にはお金がかかる」などの理由で反対している。自分たちが要求・提案することにはお金がかかってもいいが、住民の声にはかけてはならないとでも言うのだろうか?
別の会派は、「学校にエアコンをつけるよう町長に要望しました」と所属議員発行のチラシに書いているが、この会派の議員も、エアコン設置が含まれている「請願」に反対している。
また別件では、障害を持つ方々の団体から出されている「要望書」を、当事者の声も聞かずに「ノー必要ない」という結論を出す議員もいる。その中の1人は、自分のブログでは、「よく分からない」「出す側も議会の事情も考えて欲しい」という意味のことが書かれている。
分からないなら、余計に当事者の生の声を聞くべきではないのか?直接対話をしようというのが「議会基本条例」の規定であり理念である。
そんな基本的なことも忘れて(理解していない?)、わからないから否決という姿勢は、住民を代表する議員の態度としてどうなのだろう。
政治家の言動をチェックすることは、それぞれの立場からという視点もあるが、内容は同じでも誰の提案かによって「モノサシ」を代えて、賛成といったり反対といったりする態度の方が問題が大きいのではないか。
そういう態度をとる政治家ほど、政治的圧力・わいろなどに弱く、自分の立場の保身を考え立ち回ることになるのではないか
今一度、政治家をチェックする住民側の「モノサシ」も研ぎ澄ませてほしい
そのためにも、事実関係をまず確認してほしい
昨日は、佐々木の所属する総務教育委員会が、この間続けてきた1か月1回以上の所管事務調査として、大阪・箕面市の第一中学校を視察した。
耐震化工事を終えたところで、図書館も新しくなっていた。生徒たちが必ず通る廊下沿いに設置されている。
箕面市は、市民の強い要求の下、20年近く前から計画的に市立小中学校に司書を配置してきた。今では、非常勤ながらすべての学校に配置されている。
図書館は、本などの資料だけがあっても生きてこない。それを管理し活用する「人」の存在が大切である。
精華町では、不況対策の緊急雇用対策として来年度までは司書配置があるが、その後はどうなるか不明でもある。
その後も、引き続き、各校に司書が配置されるよう提案するつもりです。
また、図書のデータベース化についても視察した。今では、市立図書館(本館・分館)とも、データベースでつながっており、借りたい資料がなければ、他の図書館・学校とも融通し合っている。
写真は、説明する司書の方と、下は「雑誌」コーナー。ちなみに、新聞も購入している。人気あるのは、やはり「アニメージュ」とのとこ。