上の新聞記事とポスターは、今ネット上をかけめぐっている。
原発を動かせば、「核のゴミ」が発生する。この処理は、原発推進か脱原発かの立場と関係なく、日本の課題として立ちはだかっているものだ。
脱原発なら、今以上の「核のゴミ」は発生しないが、動かせばどんどんたまっていく。しかも、その処理方法が確立しておらず、場所も未定だ。外国に運ぶという案もあるようだが、無責任甚だしい。
民主党をはじめ、自民も容認方向である。しかし、これらの政党・政治家は、「核のゴミ」の放射能が低レベルまで減少する10万年後に、どのように責任を持つつもりなのだろうか。
原子力規制庁の法案が、ほとんど審議抜きで成立した。民主・自民・公明の密室談合でだ。その内容もひどいもので、職員が出身省庁に戻れたり、原子力の軍事利用に道を開く内容が含まれている。
これまで「平和利用」に限定されていたものが、「軍事利用」に拡大されると・・・
日本が核武装するきっかけとなる。
「軍事機密」を理由に、原発や原子力に関する情報が、意図的に隠され、事故発生後も国民に被害を拡大する可能性が大きい。
など、さまざまな課題が発生する。
フクシマ事故を逆手にとって、自公政治がやりたくてもできなかったことを、潜り込ませているのである。
このような日本と国民を危険にさらすような政治家・政党は、退場してもらうしかないのではないか。