精華よもやま話   佐々木まさひこ議員のつぶやき

京都・精華町会議員佐々木まさひこのローカル日記

「普天間」「政治とカネ」は、解決済みではない

2010年06月10日 04時45分37秒 | 佐々木の想い
 菅政権が発足した。新総理の就任時会見で気になることがある。それは、沖縄普天間基地問題と政治とカネの問題について、鳩山前総理が辞めることで「二つの重荷を総理自らが辞めることで取り除いていただいた」という認識であることだ。
 この二つの問題は、小鳩の2人だけの問題ではなく、民主党という政権政党自身の問題である。
 普天間問題は、取り除かれるどころか「日米合意」によって、沖縄県民に押し付けられようとしている。先月末に発表された、地元紙「琉球新報」と「毎日新聞」の共同世論調査では、
 普天間基地の辺野古移設反対が、84.1%であり
その理由として
 無条件の基地撤去 38.0%
 国外移設       36.4%
と、合計75%ほどの県民が「日本から出ていってほしい」と考えている。
 また、日米安保条約の評価では、
  維持すべき         7.3% に対し
  平和友好条約に改める 54.7%
  破棄すべき         13.6% と
 「日米安保条約をなくしたい」という意見が、68.3%に達している。今の安保体制が50年間続いた結果、沖縄では有効に機能していないと言っているのである。

 「政治とカネ」問題でも、クリーンな政治を目指すというなら、国会延長もするようなので、せめて小沢前幹事長を国会に証人喚問して、国民の前に真実を知らすべきです。これさえできないのであれば、結局「民主党も自民党と同じ」というか、少なくとも自民党は何人かの証人喚問に応じてきたので「それ以下」という評価となるだろう。
 

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