先週の日曜に沖縄・読谷村で開催された「普天間基地の県外・国外移設を求める県民集会」に参加した。
会場までの道のりは長かった。通常なら那覇から1時間20分程度で到着する距離だ。開会時間の1時間ほど前に着くようなタイミングで那覇からバスに乗ったが、結局到着したのが、開会後45分程度たっていた。途中でバスを降り、1時間余り歩いたことも含めてだ。渋滞していたからである。その渋滞の理由も大きく2つある。1つは、9万人もの県民・県外からの支援者が集まったからである。もう1つは、会場にたどりつくための道は、事実上1本しかないからである。それは、片側は海、もう片側は広大な米軍基地が延々と続いているため、道が作れないからでもある。この点は、精華町の1/6の面積を占める「陸上自衛隊の祝園弾薬庫」にも似た状況だ。
集会に向けて、シンボルカラーである黄色のハチマキ・スカーフ・タオルなどがたくさんあった。老若男女を問わず気持ちは同じである。バスから降りて歩いていた私に声をかけ、「近道」を案内してもくれた。自治体・自治会・学校などが所有のバスや借り上げたバスが、数100台=この数字は大げさでなく、本当=来ていた。会場は、嘉手納基地から数キロのところでもあるので、この日も米軍機が離発着していた。地元の方によると、いつもはもっと米軍の動きはあるが、「県民集会の日なので、自粛しているようだ」と噂されていた。
とにかく、知事をはじめ県内の全市町村長と議会関係者(全市町村は初めてのこと)の出席のもと、9万人もの怒り・想いが伝わってきた。ついでだが、前日24日に離島の石垣市で開催された「八重山集会」に700人、同日宮古島で同趣旨で開催されている集会に3000人もの方が参加している。また、上記のように「大渋滞」に巻き込まれ、集会の閉会に間に合わなかった方も数100人いた。
翌日の新聞での扱いをみると、沖縄と「本土」では、大きな差がある。一応報道はしているものの、「いろいろある1つ」という感じだ。しかも、普天間問題が、「日米安保」「平和」の問題としてではなく、「鳩山政権の課題」という角度からの報道に感じる。
沖縄の方たちは、鳩山政権の命運ではなく「平和な島にしたい」という心からの想いで立ち上がっている。県外の各地で、支援のための集会や学習会が開かれているが、もう少し真剣に考えるべきだろう。
岩国・横田・三沢・横須賀・佐世保・・・祝園・・・など、「基地問題」を抱える地域はたくさんあるが、それらの地域で政治にかかわる方は、ぜひ観光だけでなく「視察」として沖縄を訪れて欲しい。
誤解のなきように付け加えておきますが、今回の沖縄行きは「政務調査費」を使ってはいません。全部「自費」です。
集会の中身なども、おいおいアップしていきます。
会場までの道のりは長かった。通常なら那覇から1時間20分程度で到着する距離だ。開会時間の1時間ほど前に着くようなタイミングで那覇からバスに乗ったが、結局到着したのが、開会後45分程度たっていた。途中でバスを降り、1時間余り歩いたことも含めてだ。渋滞していたからである。その渋滞の理由も大きく2つある。1つは、9万人もの県民・県外からの支援者が集まったからである。もう1つは、会場にたどりつくための道は、事実上1本しかないからである。それは、片側は海、もう片側は広大な米軍基地が延々と続いているため、道が作れないからでもある。この点は、精華町の1/6の面積を占める「陸上自衛隊の祝園弾薬庫」にも似た状況だ。
集会に向けて、シンボルカラーである黄色のハチマキ・スカーフ・タオルなどがたくさんあった。老若男女を問わず気持ちは同じである。バスから降りて歩いていた私に声をかけ、「近道」を案内してもくれた。自治体・自治会・学校などが所有のバスや借り上げたバスが、数100台=この数字は大げさでなく、本当=来ていた。会場は、嘉手納基地から数キロのところでもあるので、この日も米軍機が離発着していた。地元の方によると、いつもはもっと米軍の動きはあるが、「県民集会の日なので、自粛しているようだ」と噂されていた。
とにかく、知事をはじめ県内の全市町村長と議会関係者(全市町村は初めてのこと)の出席のもと、9万人もの怒り・想いが伝わってきた。ついでだが、前日24日に離島の石垣市で開催された「八重山集会」に700人、同日宮古島で同趣旨で開催されている集会に3000人もの方が参加している。また、上記のように「大渋滞」に巻き込まれ、集会の閉会に間に合わなかった方も数100人いた。
翌日の新聞での扱いをみると、沖縄と「本土」では、大きな差がある。一応報道はしているものの、「いろいろある1つ」という感じだ。しかも、普天間問題が、「日米安保」「平和」の問題としてではなく、「鳩山政権の課題」という角度からの報道に感じる。
沖縄の方たちは、鳩山政権の命運ではなく「平和な島にしたい」という心からの想いで立ち上がっている。県外の各地で、支援のための集会や学習会が開かれているが、もう少し真剣に考えるべきだろう。
岩国・横田・三沢・横須賀・佐世保・・・祝園・・・など、「基地問題」を抱える地域はたくさんあるが、それらの地域で政治にかかわる方は、ぜひ観光だけでなく「視察」として沖縄を訪れて欲しい。
誤解のなきように付け加えておきますが、今回の沖縄行きは「政務調査費」を使ってはいません。全部「自費」です。
集会の中身なども、おいおいアップしていきます。