昨日、国会の参議院で、前航空自衛隊の幕僚長いわゆる制服組トップだった田母神氏の参考人招致があった。こんなに大きな問題なのでテレビ中継されるかと思いきや、自民党の反対で中継されず。国会ネットの回線がパンクしたとのこと。
もう一つの驚きが、自民党の国防関連部会で、田母神氏を擁護する発言が相次いだことだ。そういう発想・思想の持ち主が、代々の防衛大臣や副大臣・政務官などを歴任してきたのだから、彼のような偏った歴史認識を持つ自衛官が出世してきたことはうなずける。しかしだ、文民統制という原則から逸脱する言動を容認すれば、またもや郡部の暴走を招き、「正しい戦争」という美名の下に再び国民が動員されることになる。
経済問題や社会保障はもちろん大切な観点だが、この自衛隊と文民統制さらには過去の歴史認識も今度の総選挙の大事な観点になるのではないかと思う。それは、戦争が起これば、経済や社会保障はズタズタにされ、人権どころじゃなくなる。福祉や教育・くらしの対極にあるのが軍事だからである。簡単に言えば、軍事優先の自民党政権を続けさせるのかどうかという意味でもある。
福祉と平和の党を標榜してきた公明党は、いつまでこのような自民党と一緒に、訳の分からない政権を守り続けるつもりだろうか。公明党を支えている宗教団体も真剣に考えて欲しいものである。
もう一つの驚きが、自民党の国防関連部会で、田母神氏を擁護する発言が相次いだことだ。そういう発想・思想の持ち主が、代々の防衛大臣や副大臣・政務官などを歴任してきたのだから、彼のような偏った歴史認識を持つ自衛官が出世してきたことはうなずける。しかしだ、文民統制という原則から逸脱する言動を容認すれば、またもや郡部の暴走を招き、「正しい戦争」という美名の下に再び国民が動員されることになる。
経済問題や社会保障はもちろん大切な観点だが、この自衛隊と文民統制さらには過去の歴史認識も今度の総選挙の大事な観点になるのではないかと思う。それは、戦争が起これば、経済や社会保障はズタズタにされ、人権どころじゃなくなる。福祉や教育・くらしの対極にあるのが軍事だからである。簡単に言えば、軍事優先の自民党政権を続けさせるのかどうかという意味でもある。
福祉と平和の党を標榜してきた公明党は、いつまでこのような自民党と一緒に、訳の分からない政権を守り続けるつもりだろうか。公明党を支えている宗教団体も真剣に考えて欲しいものである。