先日、報道でLECという株式会社立の大学が、来年度から学生の募集を停止することが伝えられていた。単純に読むと、1つの会社が行き詰まったということだろうが、本質は違う。
この大学は、小泉政権下で、例の竹中氏が強く推進した規制緩和と密接なかかわりがある。高等教育の分野にまで市場原理で動く株式会社の参入を進めたわけである。その大学がこのような短い期間で破綻したことは、驚きとともに教育分野を市場原理で運営することに無理があることを証明している。
市場原理が導入され、また導入されつつあるのは教育だけではない。福祉・医療・介護・農業などに広がりつつある。市場原理を全面否定するつもりはないが、公共性の高い分野や国民のくらしに直接的な影響のある分野については、慎重に対応すべきではないか?
この大学は、小泉政権下で、例の竹中氏が強く推進した規制緩和と密接なかかわりがある。高等教育の分野にまで市場原理で動く株式会社の参入を進めたわけである。その大学がこのような短い期間で破綻したことは、驚きとともに教育分野を市場原理で運営することに無理があることを証明している。
市場原理が導入され、また導入されつつあるのは教育だけではない。福祉・医療・介護・農業などに広がりつつある。市場原理を全面否定するつもりはないが、公共性の高い分野や国民のくらしに直接的な影響のある分野については、慎重に対応すべきではないか?
ある意味でそれも正しいですが、文科省と対立的で、いつも相手にされていない感じでした。
折衝担当だった山本壽夫学部長と染川国彦総務部長は苦慮していた。
地方の大学が学生を取られたくないため、
議員に献金してLEC大学を排除しようとしたと聞いています。
その動きが国会なり文科省、メディアで悪者扱いになってしまいました。
悪いのは
大学?
市場原理主義?
それとも議員?