こまちのさすけね亭

ひだまりを 拾って歩く お年寄り

『つむじ風食堂の夜』劇場版

2010-01-30 | 趣味
ひとりで映画を観てきました。

映画は、終わった後に感想を言い合いたいのでほとんどひとりでは行きません。

今回は私にしては珍しいことです。

「あのシーンが…」と語り合うような映画ではなかったので、ひとりでも問題ありませんでした。

食堂、アパート、喫茶店、路面電車…レトロで良い雰囲気でした。

良くも悪くも単調です。

それを良いととらえるかどうかはその人次第でしょうね。

実を言うと私も多少退屈に思う部分があったので、映画としての評価は中の上です。

原作を読んだときから、これはお芝居のような作品だなぁという印象を持っていました。

映画より舞台向きなのかもしれませんね。

奈々津さんのキャラが素っ頓狂な感じで個人的に受け入れ難かったのも、舞台ならむしろ自然なのかも。

あれこれ述べましたが、決して悪い映画ではなく、素敵な部分がたくさんあるので興味のある方はぜひご覧下さい。

どんなに評価されている映画でも、実際観てみなければわかりませんよね。

感想を書きながら、それじゃダメだろとノリツッコミをしてしまいました。

でも、結局、やはり、映画はそれに尽きると思うのです。