おはし日記

弁当を中心に、日々のことを、綴っていきたいと思います(*^^*)

土を喰らう十二ヶ月

2022-12-03 21:51:11 | 映画
映画『土を喰らう十二ヵ月』|大ヒット上映中

映画『土を喰らう十二ヵ月』|大ヒット上映中

主演:沢田研二。水上勉の名著「土を喰う日々 ―わが精進十二ヵ月―」を原案に、中江裕司監督が映画化。料理を土井善晴が担当。11月11日(金)全国公開。

映画『土を喰らう十二ヵ月』|大ヒット上映中

11月23日に見た映画の2本目「土を喰らう十二ヶ月」の感想
雪の中をかき分けてほうれん草を掘り出し根元を丁寧に洗って根っこの部分も食べる
里芋は皮を残して、囲炉裏のそばで焼き食べる
筍は大胆に大きくきり煮る、木の芽をたっぷり添えて食べる
主演の沢田研二と松たか子の筍をたべる様子には笑った
筍は逃げてはいかないのにものすごくあわてて口にしていた
美味しさが伝わってきた あんなにおおぶりに切っても掘りたての筍は柔らかいんだろうな。。。
土を喰らうという題名どおり土を感じる素材を土を感じながら食べる
これが精進料理なんだなあ
精進料理といえばお葬式
この映画にもお葬式のシーンがあった。
胡麻を干し、炒り、擂り、くず粉で固める
手間暇かかった一品、ごま豆腐
お寺の精進料理の代表じゃないかなと思ってます
私も大好きです
お葬式に来てもらう人に料理をふるまう
このしきたりは私が若い頃(平成初めのころまで)は私の住む地域にもありました。
亡くなった人のご近所の人が協力して精進料理を作って亡くなった人の家族、親戚の人にふるまうというしきたりです。
時代が進むにつれこのしきたりはなくなり、仕出し弁当をとるようになりました。
お寺の精進料理といえば、私が小さい頃、祖父に連れられてお参りにいったお寺で食べたお斎(おとき)
が大好きでした。煮豆、飛龍頭、こんにゃくなど煮物が一品ずつ赤い塗りの器にもられていたと記憶しています。甘くてとっても美味しかったのです。今でもこのような煮物が大好きです。
すっかり映画から離れてしまいました。
食べることは生きること。
その言葉に今も昔もありませんが、今の世の中はお金を払えば便利にすぐ食べることが出来る時代です。
この映画のように畑の野菜をとって食べるということはゆでたり炒めたりするまでの下ごしらえに時間がかかります。下ごしらえができていればあとはほんの少しの手間で口に入ります。
苦労してこしらえるからこそ美味しいんだなと思います。
今は便利な時代です。多種多様な職業ができ対価を支払えばたいていのことは自分の体を使わなくても目的は達成できます。一度その便利さを覚えると人は以前のようには戻れません。
しかし、それでは駄目ですね。苦労をするからこそ大変なことを自分で乗り越えるからこそそのありがたみがわかるし、食べることに関して言えば本当の美味しさがわかると思います。
長くなりました。
ご覧いただきありがとうございました(*- -)(*_ _)ペコリ
ではまたね👋



コメント
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