昔であれば食べられない!!

今朝の食事は、目玉焼きに納豆、山菜のてんぷら、

キンピラ、漬物、フキノトウ味噌、ご飯にお汁。

それに、デザートはイチゴ!!

我が家の今朝の朝食である。


こんな話をすると、歳がばれそうだが、

子供のころ、卵やイチゴなど、

一年に数えるぐらいしか口に出来なかった。


それでも、鶏が２０羽ぐらい放し飼していたので、

卵がないわけではなかった。

しかし、その鶏が産み落とす卵は、、

母は、大事に保管し、週一で卵を買い集める人に、

売り渡していたのだ。


どれぐらいの金になったか、定かでない、

１個、１０円ぐらいでなかろうか？


現金収入のない時代、貴重な生活の糧にしたのではなかろうか。

そんな状況なものだから、卵を食べるのは正月ぐらい!!



食べたくなったら、父母など誰もいないとき、

学校から帰宅し、父母など田畑に出ているときを見計らい、

盗み食いしたものであった。


イチゴは、当然目にした事すらなかった!!

隣近所で誰も栽培していなかった。

当時は売り物などなかった。


そんな、時代に育った、今懐かしく思い出される…・・・・・・。


今夕は、孫を空手に送るよう娘から頼まれた。

ワイフは、タケノコをいただいたので、

早速、たけのこご飯を作ったようだ。


何のことはない、孫に食べさせたい一念である・・・・・・

それに、イチゴを持参するという!!・・・・・

この孫たちが大人になった時、

果たして何を食べて「おいし～い」、と言うのだろうか？


里山から四方山(阿武隈山脈)を見る



里山でワラビ採り