集落組織の中で、もっとも古い組織が契約講!!
当集落の契約講は、何せ8代将軍吉宗時代にさかのぼる。
しかし、他の集落では時代の変遷とともに、
解体や合併している処が多いと言う。
残るところも、単に「有るだけ」の組織となりつつある!!
つまり「必要としなくなった」、ということであろう!!
当講員の中にも「退会する」、と明言されている方もでて来られた、
ということを伺った。
退会する理由は、高齢化等々に伴うもので、
ご子息などからも、その様にしたいと・・・・・!!
当集落も、50戸ほどの小さな集落だが、
空き家が、目立っようになり、
高齢化率も高くなり、何かにつけて課題だけが見えてくる。
高齢化とともに女性世帯や健康面から、
組織の一員として役割を果たすには「ほかの方々に、迷惑をかけられない?」、
と、考える方も少なくないと聞く?
契約講は「相互扶助組織」。
相互扶助組織とは、お互いに役割を果たすことが前提になっている!!
このような意味合いから考えると、自分自身に当てはめても、
十分、役割を果たせなくなってきたように考えている!!
さらに、
組織の目的である葬儀は、現実として「契約講が無くても可能」、
ということでないか?
したがって、この組織に籍を置く意味がなくなった?
組織には、組織目的があるのは当然!!
時代とともに、加入しているメリットを失い、
逆に、デメリットが・・・!!
つまり、組織に縛られることだけが残る、と言う。
こんなことが「退会」ということになる・・。
かってのように、
契約講に加入希望があると、講員の賛成多数が条件!!
2回3回と総会を開催し、やっと、加入できた時代もあった。
その様な時代は、もちろんこの組織に加入していなければ、
当集落で生きられなかったのだ!!