里山の移ろい

写真付きで日記や趣味を書く

どちらが総理?

2021-01-21 15:06:20 | 日記

菅総理が「仮定のことは答えられない!!」、

と、記者会見で話されたのを聞いて、誰もが唖然とされたのではないか?

一方、麻生財務相「国民に一律10万円の再支給は?」、との質問に「ありません!!」

 

二人の話を聞いていると、二つの点で違和感を持ったのは私だけであろうか?

総理はこの国の最高責任者、最高責任者が答られないのであれば、

誰が答えられるのか?

また、一財務相が「支給しない」、などと話すのもいかがか?

困ったことに、それぞれの役割を認識していないようだ。

 

さらに、財務相はこの国の経済の現状をどのように捉えているのか?

いろんな経済学者や評論家の話を聞いていると、

一言で話せば「日本経済は、非常に危険な状態にある」、

 

つまり、リーマンショックなどと言うものではなく、

かなりの落ち込みが想定されるという事だ。

GDPは、世界第3位などと言われているが、

国民一人当たりにすると先進国最下位の第7位、

しかも、何と台湾や韓国よりも低いのである。

 

この原因は、ご存知のように我が国が長い間デフレで、

20年間も、GDPは伸びていないと言うのである。

経済を立て直すには、デフレを克服する必要がある。

 

コロナ禍で、これまでの施策を継続するのであれば、

日本経済は、ジリ貧になること間違いなしと言われいてる。

さらに、経済がこのような状態ではもちろん国民の所得は伸びず、

より一層、節約志向に走るのではないか?

 

このように整理すると、一律支給は無駄ではなく、

むしろ、有効な強力な経済対策でなかろうか。

 

ある先生方の試算によれば、結論だけ言えば、

毎月支給することがベスト

これ以上、国債発行すればハイパワーインフレになる、などと言うが、

我が国はモノがあふれ、必要なものは生産可能である。

「これだけ安定している日本は問題は発生しない」、と言う。

いずれ、コロナで亡くなるよりも、

経済の落ち込みの影響で亡くなることもあってはならない。

国民の命は、金よりも大事!!

したがって、政府はコロナ対策を十分に行って、

その後に、経済対策を講じてもらいたいものである。

東京の比較的手広く食堂の店主が、テレビで話していたが、

「国会議員の皆さんは、いただくものは頂いて、

私たちに1日6万円で我慢して・では、経営はできない」、

戦う、とまで言い切った。もっともな話だ。

 

とにかく、コロナを一日でも早く終息させる方法は?・・・・、

罰金とか罰則とかもある、国民も一体となって取り組むには何が必要か、

暮らしと命を守る、と総理は常々話している。

コロナ下でも、国民が明るくなるような施策を期待したい。