世の中「理不尽なこと」が、多いものである?
これは、昨日経験したことだ。
所得申告で、このようなやり取りをした。
今農村は、高齢化が進み農業、特に稲作は、自分で耕作出来なくなり、
大概は、専業農家に委託しているのが現状である?
しかし、作付が不可能な耕地は、
相変わらず自己管理しなければならない?
農産物の売り上げがある無しにかかわらず、
雑草刈りや耕うん等々、年に数回している実態がある。
したがって、当然、管理経費が必要になる。が、
これは「経費に不算入」、という判断のようだ?
そこで、市職員いわく。
「不動産収入」というのである!
ということは、農業でないということのようだ?
来年から「不動産収入」に、というのが税務署の指導?
で、あればそのように申告すればいい!!
だが、農家の実態が理解されていないように思う?
農家というものは、このように所得にならなくても、
耕地として利用しなくても、
いかに、わずかでも「農地が、荒廃しないようにしている!!」
「損得だけ」で農業を営むわけではないのが農家?
と話してやった。
この精神があるから、農地=自然が荒廃することなく守られている・・・
処で、あなた家は農家?
「嫁の、実家が農家」とのこと。
不動産収入!!!
そのような分類も分からんでもないが、このような経費は、
立派な農業関係の経費、と整理するのが正しいと思う。
今、この世の中には、食糧が有り余るほど存在する?
日本人は、たらふく食べ、
食べられるものまで破棄している有様である。
世界には、食べるに食べられない国がたくさんある?
何はなくても、食糧なしには何人であろうと生きられない。
農業の視点を失ったときに、亡国の始まりである…
農は国の基。
このような視点から、税制度もあってしかるべきでないか。