先日、長く勤めていた職場のOB会がありました。久しぶりの先輩と皐月の話題になり、「今でも花を楽しんでいるけど、大きな鉢の手入れが出来なくなった」とぼやいていました。確かに年数が経ち、太幹になった樹の植え替えは力仕事ですよね。
昭和40年代の皐月ブームでは、私の職場でも愛好会らしきものがあり、私も当時の人気種や新花を集めたのですが、生き残った樹はごくわずかです。
この時代はあちこちの町や市の公民館、デパートなどで花期の展示会が行われ、苗木も良く売れていた記憶があります。
このブームもオイルショックと共に消えていきましたが、売れ残った苗木は畑で培養され、地堀太幹盆栽の基になったのですから面白いですね。
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きさらず(湖畔の月×松波)
中輪・白地に紅色の大小絞り、半染め、覆輪、無地の底白
大絞りと紅無地の底白が特長です。開花前の肥料を控えると底白が綺麗に抜けます。枝が密集して花芽も良く付くのですが、寒さには弱いようです。
☆昭和46年の登録です。先輩が木更津まで行って購入した苗の芽を頂いた時に「一芽千円だぞー」と聞いて驚いたものです。懐かしいなー・・・・。
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