やっと春一番ですか。去年より2週間以上遅いそうですが桜はどうなりますかね。皐月の開花時期は4月後半の気温に左右されるみたいなので、今後の気温の推移には気を付けたいと思ってます。いよいよ今年も展示会に出品する鉢の置き場に悩む季節となりました。特に一鉢しかない競技花を満開の状態に持っていくことは至難の業ですね。
・・・・・・・・・・
華宝かほう(旭鶴の自然も実生)
大輪・波打ち咲、花底黄色味を帯びた純白地に紫紅色の大小絞り、覆輪、無地
☆波打ち咲の大輪の代表種。剛健種で葉肉の厚い丸葉で枝打ちよく盆栽向き。輝くような白地が美しく、花ものとしても見ごたえがあります。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
暁天ぎょうてん(華宝の地合枝変り)
大輪・波打ち咲、薄い紫紅色地に濃紫紅色の大小絞り、覆輪、無地
☆華宝と同じく花ものでも盆栽でも作りやすい。薄い紫紅色地は濃淡2種類あり、下の写真は薄地ですが品種としては区別していません。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
☆華宝、暁天と栄冠は昭和40年代の皐月ブームの時は大人気で、苗木を探すのに苦労しました。当時の展示会では練馬模様で仕立てられた大型の樹がたくさん出品されていました。
☆優雅でセンスの良い練馬模様は若木のうちは花もので楽しみ、樹が太くなったら詰めて盆栽に仕立てると教わりましたが、今はどうなっていますかね。
メインページ へ