山茶花談

さざんかだん

宮沢賢治のオマージュ展

2024-10-04 | 日誌



市川のアトリエローゼンホルツさんにて
宮沢賢治のオマージュの作品展が
10月5日(土)から始まります。

アトリエローゼンホルツさんは
昔、銭湯をされていた大きな木の建物です。
オーナーが多くの本と、多くの絵画を展示されていて
お料理もとてもお上手で
カフェもなさっています。

オーナーはたくさんの本を読まれ
たくさんの本を展示されていて
そんな素晴らしい空間で
宮沢賢治のオマージュ作品展を
開かせて頂けたら・・と。
貴重な機会を頂けて
オーナーさんには感謝の気持ちでいっぱいです。





昨日は作品の設置にお伺いさせて頂きました。
アトリエ入ってすぐの壁面に
賢治の「星めぐりの歌」のオマージュ作品を
展示しています。
星めぐりの歌をテーマに作品を展示してはどうか?
・・と以前オーナーさんからご提案を頂き
そのご縁で良い作品も生まれることができました。





二階の小部屋に、銅版画のドライポイントを
展示させて頂きました。
ほんのりと光が射す閉じられた空間は
版画の世界にぴったりで
小さな版画と空間は
内にも広がり、空間にも広がっていく
不思議な世界だと思います。





二階の奥のお部屋に
賢治の物語と詩のオマージュ作品を
展示させて頂きました。

こちらは対の作品「若松に霰」。
「永訣の朝」から抜粋した詩を
作品の合い間に添えています。

*

6日(日)13:00~アトリエ内でブックトークが開かれます。
ご自分のお好きな本を持ち寄って
順番にご紹介しながら歓談する素敵な会です。
(参加費はドリンク代金)

わたしの蔵書票:
(絵柄の余白に自分の名を書いて
自分の好きな本に貼るものです)も
アトリエに並んでいますので
よろしければ小さな蔵書票の世界をご覧ください。

ブックトーク終了後に、宮澤俊司さんが
「ワシントンの桜と賢治そして嘉内」のレジュメをもとに
荒川提の桜を賢治が詠んだ7つの短歌を手掛かりに
場所と桜と短歌のお話をしてくださいます。
(10月のアトリエ*ローゼンホルツ便りより)
(こちらは参加費無しだそうです)
今年の春、宮澤さんのご案内で
オーナーと三人で荒川提を散策させて頂きました。
とても美しい短歌です。
そして桜の提も美しく、心に残る思い出になりました。


みなさまのお越しをお待ちしております。















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