先日、仕事帰りに新宿のベルクさんに
ますむらひろしさんの銀河鉄道の夜の原画展を
見に行ってきました。
天井から吊るされているたくさんの木の玉は
わたしの一年上、夫の同級生の田島燃さんの作品です。
惑星みたいで、星に囲まれた銀河鉄道の夜の雰囲気が
とても素敵でした。
ケンタウルス祭の夜道。
ますむらさんの美しい色、繊細なペン、青の世界。
声が絵から聞こえてきそう。
「ケンタウルス、露をふらせ」
「天上へなんか行かなくたっていいんじゃないの?」
ジョバンニのこんな透明な瞳で言われたら
列車を降りれなくなってしまう。
「まん中に円い星座早見が青いアスパラガスの葉でかざってありました」
ベルクさんのお店はメニューも雰囲気も素敵で
お客さまもみなさん、優しい。
心ゆくまで絵を見てください、とわたしを間に入れてくれた
カウンターのお客さま。
田島燃さんの作品。
ますむらひろしさんの世界に重なって
星を胸に吊るすような感じがしました。
いつか立派な装丁の本を全巻揃えたいなと思います。
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