シューベルトに続きウィーンゆかりの作曲家、今回はベートーヴェンの家を紹介いたします。
ベートーヴェンが引っ越し魔だったのは有名ですが、現存するウィーン市内のアパートは1区のMölkerbasteiにある家(通称、Pasquaratihaus)になります。
同名の男爵によって建てられたこのアパートに、1804から1815年にかけて何度も住んでいました。

入り口左には小さなお土産やさんがありますが、店主のおじいさんは隣接する印刷屋のご主人のようです。
中に入っても、なかなかお店に出てきません(笑)。
「も~しもし」と言うと、奥からノソノソ~~と出てきました。
それはさておいて。
この家はシューベルトの家と比べるとさすがに綺麗です。
周囲の雰囲気もよく、先ほどみすぼらしいシューベルトの家から来たばっかりなので、ちょっと悲しいような気がしなくもないです
。
入り口にはおじさんが2名が大きな声でウィーンなまりのドイツ語を炸裂させていました。
「質問があったら何でも聞いてくれ~」
と愛想よく言ってくれましたが、この家もけっこうガランドウ
ちなみにここも入場料は2ユーロです。
ベートーヴェンの時代のStreicher社製のピアノ

残念ながらベートーヴェンがこれを使用していた、とは書いてません

この家で作曲された曲のなかで、多分一番有名な曲は『エリーゼのために』だと思います。
ピアノ習った人なら誰でも弾いたことあるはずでは???
ちなみにこの私は弾いてません
当時師事してた先生は、なぜか私には誰も知らないような地味でマイナーな曲ばっかり弾かせていたので・・・・・
ベートーヴェンが実際に使用していたと言われる譜面台

エピソードとしてですが、よくオケとのリハーサルのときにベートーヴェンが興奮したあまり、燭台をもって横に立っていた少年をなぎ倒した、とかいう話ありますけど、そのときに使ってた譜面台、これだったりして・・・・・
見晴らしのいい窓からは、お向かいにウィーン大学が見えています。
シューベルトの家から見える景色とは大違い・・・・・・・。

この近くにベートーヴェンが死んだ家、Schwarzspanierhausがあるんですが、そこは行ってみたものの普通に住まわれてるアパートで、記念館にはなっていませんでした。
入り口に、ベートーヴェンが死んだ家、という案内のプレートが立っているだけです。
ベートーヴェンのデスマスク

ちなみに、モーツァルトの死んだ家は今はデパートになっています。
そのデパート、以前はけっこうひなびたデパートでそこの上の階には、ちょっとした記念広場(?)のようなコーナーがあったと記憶しているのですが、今回たずねてみたときはあのぼろデパートは綺麗に改装されて、どの階にも記念する何かは見つけられませんでした。
入り口にこれまたプレートが貼られていますが、誰も目にとめてません。
お土産のモーツァルトクーゲルン(チョコレート)を買うほうが大事、ということでしょうか
。
モーツァルトも自分が死んだ家が後には、デパートになってしまうとは思いもよらなかったことなんでは・・・・などと思いながら、香水の臭いでむせかえるそのデパートを後にしました。
ベートーヴェンが引っ越し魔だったのは有名ですが、現存するウィーン市内のアパートは1区のMölkerbasteiにある家(通称、Pasquaratihaus)になります。
同名の男爵によって建てられたこのアパートに、1804から1815年にかけて何度も住んでいました。

入り口左には小さなお土産やさんがありますが、店主のおじいさんは隣接する印刷屋のご主人のようです。
中に入っても、なかなかお店に出てきません(笑)。
「も~しもし」と言うと、奥からノソノソ~~と出てきました。
それはさておいて。
この家はシューベルトの家と比べるとさすがに綺麗です。
周囲の雰囲気もよく、先ほどみすぼらしいシューベルトの家から来たばっかりなので、ちょっと悲しいような気がしなくもないです

入り口にはおじさんが2名が大きな声でウィーンなまりのドイツ語を炸裂させていました。
「質問があったら何でも聞いてくれ~」
と愛想よく言ってくれましたが、この家もけっこうガランドウ

ちなみにここも入場料は2ユーロです。
ベートーヴェンの時代のStreicher社製のピアノ

残念ながらベートーヴェンがこれを使用していた、とは書いてません


この家で作曲された曲のなかで、多分一番有名な曲は『エリーゼのために』だと思います。
ピアノ習った人なら誰でも弾いたことあるはずでは???
ちなみにこの私は弾いてません

当時師事してた先生は、なぜか私には誰も知らないような地味でマイナーな曲ばっかり弾かせていたので・・・・・

ベートーヴェンが実際に使用していたと言われる譜面台

エピソードとしてですが、よくオケとのリハーサルのときにベートーヴェンが興奮したあまり、燭台をもって横に立っていた少年をなぎ倒した、とかいう話ありますけど、そのときに使ってた譜面台、これだったりして・・・・・

見晴らしのいい窓からは、お向かいにウィーン大学が見えています。
シューベルトの家から見える景色とは大違い・・・・・・・。

この近くにベートーヴェンが死んだ家、Schwarzspanierhausがあるんですが、そこは行ってみたものの普通に住まわれてるアパートで、記念館にはなっていませんでした。
入り口に、ベートーヴェンが死んだ家、という案内のプレートが立っているだけです。
ベートーヴェンのデスマスク

ちなみに、モーツァルトの死んだ家は今はデパートになっています。
そのデパート、以前はけっこうひなびたデパートでそこの上の階には、ちょっとした記念広場(?)のようなコーナーがあったと記憶しているのですが、今回たずねてみたときはあのぼろデパートは綺麗に改装されて、どの階にも記念する何かは見つけられませんでした。
入り口にこれまたプレートが貼られていますが、誰も目にとめてません。
お土産のモーツァルトクーゲルン(チョコレート)を買うほうが大事、ということでしょうか

モーツァルトも自分が死んだ家が後には、デパートになってしまうとは思いもよらなかったことなんでは・・・・などと思いながら、香水の臭いでむせかえるそのデパートを後にしました。