夏至は一年で昼の長さが一番長い日です。
この時期は北の地方ほど、昼の長さが長く、
北極に近い地方では、太陽が一日中沈むことがない「白夜」が起きるほどです。
南北に長い日本列島でも、北へ行くほど昼の長さが長くなっています。
例えば、北海道最北端の地「稚内」では昼の長さが15時間41分で、
午前4時前から日が上り、夜7時を過ぎてようやく日が沈みます。
南へおよそ1000キロ離れた「東京」は14時間35分で、
稚内に比べると1時間あまり短くなります。
沖縄で一番南に位置する与那国島は13時間40分で、
東京より1時間、稚内より2時間短い計算です。
梅雨空が太陽を隠してしまうことが多い時期ですので、
昼の長さを実感することはなかなかできませんが、
梅雨の晴れ間に恵まれた日には、ちょっと早起きをしてみては如何でしょうか。
記事より