シーアゲイン~ログブック

青海島は年間を通して楽しむことができます。そうした青海島およびその近海における日々のダイビング情報をお届けします。

アンコウ科の一種の卵&ハッチアウト

2011年09月14日 | ダイビング

青海島「船越」・・・気温33 水温27℃~26℃   透明度 ⇔10~12

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左:ミチヨミノウミウシ(by yamada)  右:アンコウ科の一種の卵(by hirata)

  本日も講習とファンダイブに分かれて船越に潜ってきました。今日もファンダイブのガイドは「かりゆし」のクミさんにヘルプしていただきました。そして今日はとってもレアかつ貴重なシーンに遭遇できました。同じく「かりゆし」の甲斐さんが発見してくれたのですが、おそらくアンコウ科の一種と思われる卵塊です。しかもハッチアウトまで見ることが出来ました。卵塊のなかで、オタマジャクシの形に似たベビー達が、尾びれをしきりに動かし、動いています。約10秒に一匹くらいのペースで、チョロチョロ外に出てきます。

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左:ミノカサゴとホンソメワケベラ(by hirata)  右:キイロウミウシ(by satoko)

  いろんな魚のハッチを見てきましたが、孵化したあと、これほど動かない魚も初めて見ました。そのまま泳ぐことなく、漂っています。周りには、ベラ類やアナハゼ、カサゴなどがいて、即食べられそうなのですが、皆無関心といった感じでそのまま漂っていくといった感じでした。キアンコウやアンコウの卵塊に似てるので、おそらくアンコウ科の仲間だとは思うのですが、普通産卵期は冬なので、別種の可能性がかなり高いです。

Kuroheriamefurasi110914Yubiumiusi110914

左:クロヘリアメフラシ(by yamada)  右:ユビウミウシ(by satoko)

  いやーそれにしてもとってもラッキーでした。甲斐さんグッドジョブです!!まだまだごく一部しか出てないんで、明日も流れてなければ見れる可能性大です。


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