青海島「船越」・・・気温33 水温27℃~26℃ 透明度 ⇔10~12
左:ミチヨミノウミウシ(by yamada) 右:アンコウ科の一種の卵(by hirata)
本日も講習とファンダイブに分かれて船越に潜ってきました。今日もファンダイブのガイドは「かりゆし」のクミさんにヘルプしていただきました。そして今日はとってもレアかつ貴重なシーンに遭遇できました。同じく「かりゆし」の甲斐さんが発見してくれたのですが、おそらくアンコウ科の一種と思われる卵塊です。しかもハッチアウトまで見ることが出来ました。卵塊のなかで、オタマジャクシの形に似たベビー達が、尾びれをしきりに動かし、動いています。約10秒に一匹くらいのペースで、チョロチョロ外に出てきます。
左:ミノカサゴとホンソメワケベラ(by hirata) 右:キイロウミウシ(by satoko)
いろんな魚のハッチを見てきましたが、孵化したあと、これほど動かない魚も初めて見ました。そのまま泳ぐことなく、漂っています。周りには、ベラ類やアナハゼ、カサゴなどがいて、即食べられそうなのですが、皆無関心といった感じでそのまま漂っていくといった感じでした。キアンコウやアンコウの卵塊に似てるので、おそらくアンコウ科の仲間だとは思うのですが、普通産卵期は冬なので、別種の可能性がかなり高いです。
左:クロヘリアメフラシ(by yamada) 右:ユビウミウシ(by satoko)
いやーそれにしてもとってもラッキーでした。甲斐さんグッドジョブです!!まだまだごく一部しか出てないんで、明日も流れてなければ見れる可能性大です。