千城台には、まだまだ行ったことのないお店がいくつかあります。
その中で、ずっと行きたかったお店がこちら!
創業45年の老舗店、
です!
御成街道沿いです。
なのになのに、、、
ネット情報はほとんどありません。
ラーメンがあるのかどうかも分からないほどに、、、
でも、らんちば&keiコンビは、そういうお店に行ってこそのコンビであります。
「情報は受け取るものじゃない。自分たちで作るものだ!」、
そういう気持ちで、頑張っています。
誰のためでもなく…。
ただ、ラーメンがそこにある限り、行くぞ、と。
***
さて。
こちらのお店の店主さんは、ちょうど僕の父親世代ですかね?!
そんな親世代のご夫婦と、、、
僕と同じ世代くらいの娘さんですかね? 三人で切り盛りされていました。
店主さんは都内で修業されたのちに、こちらで開業したそうです。
実家だったそうです。
メニューです。
こちらも。
…
なんと、一番最初に出てくるのが「冷やし中華そば」。
一瞬、らんちばさんと興奮しちゃいました。
「え?! ここに、まさかの冷やしラーメンがある?!」って。
でも、こちらは、冷し中華のことでした。
店主さん曰く、、、
「昔は、みんな冷し中華そばって言ってたんだよ。今はみんな冷やし中華でしょ。昔のままなんだよね」
、と。
なるほど、、、と思いました。
でも、まずは、基本のラーメンを♪
見てください!
この「完璧なヴィジュアル」!!!
メンマが美味しそうです。
お味は、生姜の効いたあっさり中華そば。
どことなく「い志い食堂」のラーメンに似ています。
まさに、その時代のラーメンなのでしょう。
い志い食堂ほどのパンチというか、ジャンクさはありませんが、
それでも、今でも通じるパワーがあります。
これは、まさに、ホンモノのラーメンだ…
麺はこんな感じ。
実に昭和的な、素朴で、シンプルな麺でした。
これでいいんですよね☆
で、チャーシュー。
これもまた、theチャーシューって感じで。
というか、ラーメン屋さんのチャーシュー!って感じで。
ぱさぱさ感がなんとも言えません☆
で、こちらが「冷やし中華そば」!!
こちらも、見事に、The冷し中華という感じでした。
僕が最もイメージする冷し中華そのもの、というか。
これ以上でも、これ以下でもない。
これが、冷し中華!っていう。
ポイントは、器がとても小さいことです。
ここに、「本格さ」を感じます。
変に大きな器に豪快に盛るのではなく、
こういう小さな器に大胆に盛っていく。
これ、日本の美学かも?!
錦糸玉子もとてもきれいでした。
熟年の技、という気がしました。
すごく美しくて、、、
惚れ惚れしました。
麺はこんな感じです。
ラーメンの麺と同じかな!?
器が小さいので、こちらの方が太く見えますが、、、
お味は、程よく酸味の効いたさっぱり醤油味でした。
いやー、これはもう、、、いいですねー。
the昭和の冷やし中華!
***
考えたら、この場所、昔よく通っていました。
かつて「沖交差点」にあった頃の「梨の花」に行く道でした。
何度も通っているのに、、、
「見えていません」でした。
見ていたはずなのに、見えてなかった。
そういうお店って、まだまだまだまだあるんだろうなぁー。
僕の人生も半分終わっているし、限られた命なわけだし、
出来る限り、色んなラーメンと出会っていきたいです。