今日のお昼は、「魚介麺処滔天」に行きました。何気に、お気に入りのラーメン店になりつつあります。
このお店は、昨年オープンしたばかりの新店ですが、近所にある修業元の大人気実力店の味に似ているということで、そういう視点でしか語られないところがありました。が、徐々にですが、そのお店との差異が出てきており、ゆっくり滔天らしさみたいなものが見えつつあります。
どこかのお店に似るということは必ずあります。それこそ、家系、二郎系、なりたけ系、竹岡系、勝浦タンタンメン系、と挙げればきりがないです。~系というくくりで語られるのは致し方ないことだと思います。問題は、そこからどう抜け出し、どう独自性、オリジナリティーを出すか、だと思います。滔天は、まさに今、その段階に入りつつあるように思います。前回のレポでも書きましたが、より一般チューニング、より汎用性の高いラーメンを目指しつつありますね。
今回は、味噌ラーメンを頂きました。
前回の味噌ラーメンレポはこちら
http://blog.goo.ne.jp/sehensucht/e/04640e171b71b777bd241109a6564efc
前回食べた時のスープより、より白さが強くなっているように思いました。味のバランスをかなり変えられたようです。前よりも味噌の強い味がひっこみ、自慢の魚介スープが活きるようなスープに仕上がっていました。スープを飲んだ瞬間に、煮干しの風味がじわ~っと口に広がってきます。
イマドキ系であれば、もっと味噌が強くてもいいのかもしれませんが、こちらの味噌ラーメンは、あくまでもバランス重視で、魚介+味噌の黄金律的バランスを感じる味噌ラーメンになっていましたね。単純に美味しいです。お味噌は白味噌を使用しています。野菜の甘みと優しい白味噌の味わいと自慢の魚介スープの組み合わせが絶妙で、素直にしみじみ美味しいなぁ、と思ってしまいました。
スープは当然超アツアツです。味噌ラーメンはやはりアツアツでなければ!(否、ラーメンはどんなものであれアツアツが一番だとやはり思いますね)。
切り刻んだ細切りチャーシュー、キャベツ、もやし、ネギ等の炒めた甘みが、うまくスープに反映されています。一枚くらい、それなりのチャーシューを入れてくれたら、もっと嬉しいかな、と。
途中で、唐辛子を入れると、これまた違う味わい方を楽しむことができます!
いやはや、絶妙な魚介味噌、否、煮干味噌ラーメンになっていたと思います。ドロドロっとした濃厚系ではないですが、しっかりと味わいのある魚介味噌ラーメンになっていました。味噌ラーメンって、基本的にそれほど食べないので、偉そうなことは言えませんが、「味噌ラーメンもしっかりと作れば旨いんだなぁ」、ということを学びました。
つけ麺も、相変わらず美味しかったです。
よりジャンクになっています☆ もっとジャンクでもいいかも!?