またまたやって参りました!!
作草部の人気有名店(&本ブログ常連店)、
麺処まるわ
です!!
夏のお休み期間が明けたその日にやってきました!!
今回は、これからしばらくお別れとなる学生3人と共に💛
(まるわはきちっとソーシャルディスタンス対策をやっているので安心です🎶)
心の綺麗な人って、後ろ姿からもそれがにじみ出ているなぁって…(;´・ω・)
中には、まるわ初体験の子もいて、どういう反応を示すのか??!!
…
今回の僕のねらい=TARGETは、ただ二つ!!!(!?)
元祖カキ氷まぜそば『冷しタヌキ ver.カレー南蛮』(800円)
と、、、
『ベジ・ラテ・ヌードル ver. トマト&ピーナッツ』
です!
どちらも「店長の気まぐれメニュー」で、いつまで提供されるかは分かりません。
まずは、、、
ジャジャーン!
元祖カキ氷まぜそば
冷しタヌキ ver. カレー南蛮
です!!
ヴィジュアル的には、まるわの夏の新定番「冷やしタヌキ」とほぼ変わりませんね。
麺の上に、刻みチャーシューと揚げ玉が入り、その上に鯖節ダシのかき氷がどっと。
違うのは、麺の底に沈むタレ(油)が違うのかな??
つまりは、冷やしタヌキのオルタナティブバージョンといったところでしょうか。
そもそも、冷たいカレーのまぜそばなんて、美味いのか??!!、と。
さすがにクソ暑い夏でも、冷たいカレーを食べて「うめ~」とはなりませんよね…。
想像もつきませんわ。
zoom up!!
ホント、魚介ダシのかき氷が食欲を喚起します。
ビギー君によると、「水道水の水でいくら麺を冷やしても、お客さんを満足させるほどに冷たくならないから、かき氷にして冷たさを増大させた」ということらしいです。
キンキンに冷たいつけ麺とかを出すお店って、水道水を使うにせよ、麺を冷やす時に大量の氷を使っています。常温の水道水ではたしかにキンキンには冷えません。
「かき氷」というアプローチは、スープのないまぜそばスタイルにはとってもよく合っている気がします。溶ければ「スープ」に変貌するわけで、、、。料理全体は冷えますし、後にスープに化けますし、いい事ずくめ💛
…
で、お味ですが、これがまぁ~…、なんと申しましょうか。なんと言えばよいのでしょうか…💦
冷たいカレーのまぜそばなんですけど、これが、もう、、、
めっちゃ旨いんです!!\(^o^)/
これは、カレーまぜそばというよりは、カレー風味の魚介まぜそばですね。
恐らくはS&Bの赤缶あたりを使ったspiceまぜそば…(あ、スパイス系が今徐々に広まっているんだった…)
でも、味のベースは間違いなく和風ダシ。和ダシラブな僕にはもうたまらないまぜそばになっているでございます。ちょっと今止まっちゃっているけど、「冷やし中華か、冷やしラーメンか論争」をらんちばさんとしているけど、ちょっと視点がずれていたかもしれません。正確には、「冷やし中華か、冷やしまぜそばか」の方が緊張感のある対立になっていた気がしてきました。ラーメン屋さんで出すべきは、冷やし中華か、冷やしまぜそばか!? これなら、フェアな議論ができるというか…。(でも、僕は冷やしラーメン推しなんだよなぁ…)
酸味がなくて、和の旨みをダイレクトに感じる揚げ玉入りのカレー風味のまぜそば、これこそ、灼熱の夏に食べたい(非常食ではない)冷やし麺の極みなんじゃないの??って思いましたね。
カレー風味の冷やしタヌキ、これもクセになりますよ…
麺はこんな感じです。
少しポキポキっとした中細のストレート麺?ですかね。
こういう冷やし麺の場合、ふにゃふにゃの麺よりは、ポキポキっとした麺の方がやっぱいいなぁって思いました。
イメージ的には、冷やしパスタ風と言いますか、、。
味は和風、麺の食感はパスタ風。
これからの時代は、「和風か、洋風か」ではなく、どっちもいいところは採用する!、というミクスチャー系が主流になるように思います。和風だけど洋食の技法を用いている、とか、一見洋風だけど、和の技が裏で冴えわたっているとか。そういうお店がどんどんトレンドとして認知されているようにも思います。
かつては、「日本料理」「中国料理」「洋食」の三系統で色々と話が動いてきましたが、これからは、そういう系統を考えず、どの調理技術も駆使した、オリジナルの料理が主流になってくるのかな?、と。
この冷やしタヌキver.南蛮カレーは、日本料理、中華、更にインド(スパイス)のミクスチャー系まぜそばと言ってよいでしょう。実に面白く頂きました\(^o^)/
…
続きましては、、、
ジャジャーン!!!
今度は、うって変わって、洋風ポタージュラーメン!
ベジ・ラテ・ヌードル
ver. トマト&ピーナッツ
です!
昨年7月に突如登場したベジ・ラ・テ・ヌードルの2020年バージョン…ですかね!?
今回は、ビーツではなく、トマト&ピーナッツ…なのかな!?
このヌードルスープ、もう「ラーメン」の面影なんぞ、一切ございません(苦笑)
ベジは、ベジタブル=野菜ってことですよね!?
ラテ(latte)は、イタリア語で「ミルク」のこと。
なので、解釈すれば、「野菜ミルクトマト麺」ってことになりますね(!?)
そこに、海外から入手したというピーナッツペーストを加えたものが、今回のベジラテヌードルのようです。
もう、何料理なのか全く分かりません。オルタナ系のグローバル系のコスモポリタン向けのミクスチャーヌードルとでも言っておきましょう(苦笑)
スープは、もはや、、、解読不能…💦
「なんだこりゃ!?」の世界へ…。
どこか知らない国でいきなり出されるクリームポタージュスープみたいな感じ!?
異国感ありまくりのエキゾチックな味わいのスープ。
ラーメンっぽさはもはや皆無で、なんじゃこりゃ!?としか言いようがない…。
美味しいかどうかももはや分からない、、、(;´・ω・)
やっぱ、まるわは時代の二歩くらい先を行くお店なんだなぁ、としみじみ思いました。
あと、ベジポタという意味では、まるわはずっとベジポタにもこだわり続けてくれているお店なんだよなぁって再確認できました。思えば…
忘れることはありません。このブログの5周年記念で店主の石井さんが作ってくれた「ドイツ風ベジポタラーメン」、あれは本当に美味しかった…😢
せっかくだから、ここで再度貼り付けておきますね。
これは、2010年にまるわで限定で出ていた「ドイツ風ベジポタラーメン」です!!
今見ても、うっとりさせられますよ…😢
ってことは、もう10年以上前からまるわではベジポタラーメンを出していたということになります。
もちろん、当時のままってわけではなくて、進化しているわけですけど(作り手も変わりましたし…)。
今回のこのベジラテヌードルは、より洋風スタイルになっていて、味もエキセントリックになっていました。これはもう一度食べて頂かないことには、、、と。
麺はこんな感じです。
上述したように、ポキポキっとしたパスタ麺のような中華麺です。
これ、中華麺じゃなくて、パスタで食べてもめっちゃ美味しいだろうなぁと思いました。名前的にも、「ヌードル」なので、問題もないでしょう…(;´・ω・)
まぁ、でも、そこまでしなくてもいいか、、苦笑
ともかく、これは「超問題作」って言ってよいでしょう。これを「美味しい!」と取るか、「これはちょっと…」となるかは、食べたあなた次第!!!でありましょう!
***
というわけで、、、
夏の休暇明けの「麺処まるわ」の限定麺のレポでした!
西千葉エリアは通り雨のせいでムワッとしてきましたな。
— 麺処まるわ@現行気まぐれメニュー8/30まで! (@mendokoromaruwa) August 27, 2020
ジメジメによる不快感とこもった熱気で熱中症リスク上がるのでご注意を!
地球が換気してないみたいな今日はやっぱり冷たいヤーツ推し。
でも冷房の中でこもってる方には身体の中から温めて内臓を動かしてくれるラーメンが良いですぞー! pic.twitter.com/Y84ffOTH4W
最新情報によると、この限定麺は8月30日までの提供となります!
もし気になる人がいたら、30日までに是非まるわに行ってみてください!!
学生3人も、とっても楽しそうでした(n*´ω`*n)
そりゃ、楽しいだろうなぁ、、、こんな遊び心満載の限定麺だもん、、、
若い子たちこそ、もっともっと「多様性」に触れてほしいなぁと願います。
ただでも、「コンサバな空気」がこの国を支配しています。多様性を認めない人も(僕の感覚だと)どんどん増えているように思います。
若いうちにどれだけ「多様性」に触れるかが、後にコンサバになるかどうかの決め手になるようにも思います。僕は若い頃に、ホント、色んな人に出会い、「多様性」の面白さに触れることがいっぱいできました。だから、頭が固くなる40代になっても、多様性の面白さを求めているようにも思います。
今のまるわは、ホント「多様性」で溢れています。柔軟な思考で、次々に奇想天外なラーメン類を出し続けてくれています。「こんなの、ラーメンじゃね~」って言われる可能性もなくはないと思いますが、「ラーメン」ほど、何でも取り込める料理ってないんです。ホントに…。
なんにでもなれる、なんでも受け入れられる、なんでも取り込める、それこそが「ラーメンの真の魅力」だと僕は思います。まるわは、それをどんどん実現していくお店だと思います。だから、きっと、ずっと飽きずに通い続けているのでしょう。
この「多様性」が発揮されているうちは、これからも学生を引き連れて、ここに来たいと思います\(^o^)/