こんにちは!
今日は、「棚田の明日は!?」と題して、
以前写真を撮りに行った「大井谷棚田」の
様子をご覧頂きます。
*旧バージョンでご覧下さい。
【 棚田の明日は!?<大井谷棚田> 】 ①
この「大井谷棚田」は、島根県西部の吉賀町
と言う所にあります。
起源は、室町時代と言われ最盛期には1000枚
以上の棚田があったそうです。
写真は、2012年9月に撮ったものです。
この頃は、660枚もの棚田がありました。
ご覧頂くと、まだ殆んどの田んぼで稲作が
行われています。
【 棚田の明日は!?<大井谷棚田> 】 ②
こちらは、今年の9月に撮った写真です。
偶然にも①と同じ日に撮りましたが、
ご覧のように①と比べると、かなり
休耕田が目立ちます。
作付面積からみると、もう1/3まで
減っているように思います。
島根県は、少子高齢化率が全国でトップ
クラスです。
ここ大井谷棚田でも、その影響が顕著
に出ており、私自身ちょっとショック
を受けました・・・。
これから、日本の農業はどうなるので
しょうか・・・。
食料供給は、大丈夫なのか心配です。
【 棚田の明日は!?<大井谷棚田> 】 ③
ここも、同じ大井谷棚田です。
石組の棚田は、②と比べるとまだ稲作が
行われているようです。
でも、よく見ると所々で雑草が生えて
いるようです。
こちらもまた、年々休耕田が増えて行く
のでしょうか・・・。
代々受け継がれてきて棚田は、令和の
時代で終わりになるのでは、と不安が
広がって来ます。
これからも、この美しい日本の原風景と
言われる棚田をどうにか出来ないもの
でしょうか・・・。
話を聞くと、オーナー制度なるものを
発足させ、なんとか棚田を維持している
そうです。
新潟の魚沼産の米に負けないくらい
美味しいと言われるこの大井谷棚田を、
後世に存続させることは日本の財産にも
なると思います。
後継者問題は、全国でも深刻です。
どうか、早急にいい打開策を見つけて
棚田の保全を図って貰いたいです。