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ブルースカイⅢのブログ

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【 棚田の明日は!?<大井谷棚田>】

2019-11-06 07:30:00 | 風景

こんにちは!

今日は、「棚田の明日は!?」と題して、

以前写真を撮りに行った「大井谷棚田」の

様子をご覧頂きます。

 

*旧バージョンでご覧下さい。

 

【 棚田の明日は!?<大井谷棚田> 】 ①

  この「大井谷棚田」は、島根県西部の吉賀町

  と言う所にあります。

  起源は、室町時代と言われ最盛期には1000枚

  以上の棚田があったそうです。

  写真は、2012年9月に撮ったものです。

  この頃は、660枚もの棚田がありました。

 

  ご覧頂くと、まだ殆んどの田んぼで稲作が

  行われています。

 

 

【 棚田の明日は!?<大井谷棚田> 】 ②

  こちらは、今年の9月に撮った写真です。

  偶然にも①と同じ日に撮りましたが、

  ご覧のように①と比べると、かなり

  休耕田が目立ちます。

 

  作付面積からみると、もう1/3まで

  減っているように思います。

  島根県は、少子高齢化率が全国でトップ

  クラスです。

  ここ大井谷棚田でも、その影響が顕著

  に出ており、私自身ちょっとショック

  を受けました・・・。

 

  これから、日本の農業はどうなるので

  しょうか・・・。

  食料供給は、大丈夫なのか心配です。

 

 

【 棚田の明日は!?<大井谷棚田> 】 ③

  ここも、同じ大井谷棚田です。

  石組の棚田は、②と比べるとまだ稲作が

  行われているようです。

  でも、よく見ると所々で雑草が生えて

  いるようです。

  こちらもまた、年々休耕田が増えて行く

  のでしょうか・・・。

 

  代々受け継がれてきて棚田は、令和の

  時代で終わりになるのでは、と不安が

  広がって来ます。

  これからも、この美しい日本の原風景と

  言われる棚田をどうにか出来ないもの

  でしょうか・・・。

 

  話を聞くと、オーナー制度なるものを

  発足させ、なんとか棚田を維持している

  そうです。

  新潟の魚沼産の米に負けないくらい

  美味しいと言われるこの大井谷棚田を、

  後世に存続させることは日本の財産にも

  なると思います。

  後継者問題は、全国でも深刻です。

  どうか、早急にいい打開策を見つけて

  棚田の保全を図って貰いたいです。