まにあっく懐パチ・懐スロ

古いパチンコ・パチスロ、思い出のパチンコ店を懐古する
(90年代のパチンコ・パチスロ情報がメイン)

高田馬場、名機アニマルを打った店…「ビッグプレイ」

2011-08-11 12:25:51 | 思い出のパチンコ店

JR高田馬場駅近く、飲食店などが立ち並ぶ「さかえ通り」をご存知だろうか。



学生、サラリーマンなど、いつも多くの人で賑わっている有名な界隈である。


このさかえ通りの一角には、かつて、アークテクニコの名機「アニマル」(2号機)を多数設置する店があった。


「ビッグプレイ」という小店である。


有名なN拓系、2階建ての小さなスロ屋で、1F、2Fの2フロアにメイン機種としてアニマルを置いていた。



「800枚仮天井」という言葉を、アニマルフリークで知らぬ人はいないであろう。


この「最大1万6千円分のコイン」を吸い込ませて、ボーナスやフルーツ集中を引き当て、連チャンへとつなげることがアニマル最大の面白さであった。



しかし、「仮天井」の言葉が示すとおり、このゾーンに到達しても、何事もなかったかのように吸い込みを再開することも多々あった。


アニマルを打っていて一番背筋が寒くなるのは、この仮天通過の瞬間ではなかったか。


しかし、ツボにハマれば爆発力は高く、連チャンモードからの速攻ボーナスで、一撃でドル箱をカチカチにすることもザラであった。


ビッグプレイの1Fのシマは、頭上ではなく足元にドル箱を置くスペース(四角い穴)があり、一見出ていないように見えても、密かにカチ盛ったドル箱を2箱くらい確保している人も結構いたものだ。


ビッグ時の「ポコポコ…」、レギュラーの「キューン、キューン…」といった一種独特な電子音が響き渡る店内は、あたかも吸い込み中毒と化したアニマル信者たちのアツい熱気で、常に充満していた。


いつだったか、久々ににさかえ通りを訪れる機会があったのだが、残念ながらこの懐かしきアニマル設置店は、すでに潰れていた。


しかし、90年代に吸い込み連チャンの醍醐味を堪能させてくれた名店は、これからも私の記憶にしっかりと残り続けるであろう…。