1992年(平成4年)登場の3-2号機「スペーススペクター」(日活興業)
※今回は、敢えて兄弟機「スペースバトル」(3-1号機)には触れない。スペバトにも思い入れはタップリあるので、いずれ別枠で紹介するつもりだ。
(ボーナス確率表)
BIG REG
設定1 1/346 1/169
設定2 1/333 1/162
設定3 1/320 1/156
設定4 1/308 1/150
設定5 1/297 1/145
設定6 1/287 1/140
★赤7揃い
(ストップボタン音は、「ピチュ」「ピチュ」という光線銃のような独特のサウンド。)
★左中段黒BARのレギュラー一確目
(バケ時に流れる奇妙なBGMも好きだったなァ…)
★ビッグボーナス時は、映画「スターウォーズ」の有名なテーマソングが流れる。なお、これはパクリではなく、キチンとJASRACの使用許諾を受けていた⇒日本音楽著作権協会(録)許諾T-990625
(下パネルに小さく貼られたJASRAC許諾証と、許諾番号表示)
★本機の下皿には、「スライドドア」なる機能が付いていた。下皿の左端が可動式になっていて、コインを箱に移すのが簡単という触れ込みだった。ただ、実際にはコインを床にぶちまけることもあったりして、決して使い勝手は良くなかった。
(スペスペに不可欠の「スライドドア」) 。下皿にコインをガッチリ詰めていると、間違ってドアが開いた時にドバーッとコインを落としてヒンシュクを買う…それでも使いたくなる不思議なドアだった。)
★ノーマルのスペスペは、BR比率1:2の比較的穏やかなスペックであった。その後、ビッグばかりがバシバシ連チャンするBモノ(貯金スペスペ)が登場。レギュラーを貯金してビッグ連チャンに回すタイプで、バケの鉄板リーチ目が消えまくった。その分、出る時はビッグの速攻連チャンばかりで、10連以上も良く見かけた。また、ベルの次プレイにボーナスが来る「小役落ちVer」も存在した。
★余談だが、当時の某・Vシネマにおいて、本機を対戦機種とする「パチスロ勝負」が行われた。勝俣州和VSマンション久保田の「裏スペスペ・1000円勝負」である。実戦店は、東京・東久留米の「パーラーABC」。 勝負は、勝俣がビッグ3連させて逆転勝ちを収めた。
(当たり前だが、二人とも若いなァ…)
★ボフセット攻略…精算ボタンの効く台では、特定の手順を踏むと、ビッグを自在に掛ける事が出来た。店が対策を講じた後も新たなセット打法が発覚、幾度となく攻略プロの餌食となった。
(1)クレジットONの状態で素早く1プレイ消化。
(2)コインを3枚投入。
(3)レバーを叩いて精算ボタンを押す。⇒(1)~(3)の手順を4.1秒以内に行う。
(4)クレジットランプが消え、コインが3枚返却されて「ボフッ」という音がする。(セット完了)
(5)コインを1枚入れると、リールが勝手に回り出す。
(6)目押しで、左・中リールに7のテンパイ形(中段以外)を作る。
(7)7が平行にテンパイしたらそのまま、斜めにテンパイしたらコインを1枚追加。
(8)右リールのテンパイラインに7を目押しして、7が揃うと同時にコインを1枚追加。
(9)巧くタイミングが合えば、ビッグボーナスがスタートする。
★最後に、本機のリーチ目をザッと紹介しておきたい。
基本的に、左中段にボーナス絵柄が止まり、小役の払い出しが無ければリーチ目。
⇒中段7テンは、ベルハズレでビッグ確定。大抵はベルが揃うが、たまに外れてビックリ。
⇒中リール中段にロボットテンパイでビッグ2確。ロボットが揃う必要はない。
⇒中段ロボット揃いのリーチ目(BR共通)
⇒左「黒BAR・スペクター・ロボット」はレギュラーの1確目。ロボットは揃わなくても鉄板。
⇒左「ロボット・黒BAR・スペクター」も、レギュラーの一確目。当然、ロボットは外れてもOK。
⇒中段スペクターテンパイ…小役ハズレで鉄板。 先述の通り、左中段にボーナス絵柄が停止した時は、ベル・チェリーの小役ハズレでリーチ目となる。
その他、宇宙船揃いでリーチ目となる形もアリ。また、左・中とベルが非テンパイで、右リールにチェリーが出た形も入り目である。
因みに、チェリーとベルは同一フラグ。通常時、ベルがテンパイしたら、右リールにもベルを狙うと、全て15枚で取れるのでコイン持ちがアップする。