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(90年代のパチンコ・パチスロ情報がメイン)

シーザー2世(豊丸、デジパチ)

2012-04-22 01:59:54 | 現金機デジパチ

1990年(平成2年)に登場した旧要件デジパチ「シーザー2世」(豊丸)

 

先代の1300発機「シーザー」(強力な連チャン性アリ)に関する記事・動画は豊富だが、兄弟機である本機を取り上げたサイトは意外にも少ない。個人的には、当時「2世」の方を打っていたので、思い入れも大きい。

 

ただ、1300発機の方もガッツリ打っておきたかった、という後悔の念はある。以前、スロマガの旅打ちビデオ(1999年)で、しのけんとBOSSの両氏が北九州市の「西門会館」でシーザーを楽しそうに打っていた。私も、一度はあの店に出向いておくべきだったな…。


 

(「シーザー2世」のスペック)

★大当り確率:1/234(表示上の確率1/213よりも悪い)

★平均出玉:2000~2600個(1300発機の「シーザー」より出玉が多い。)

★デジタル停止順:左⇒右⇒中

★大当り絵柄:全23種類

・0~9、十字盾、$袋、紋章、ボトル、ツボ、ナイト、シーザーの各3つ揃い(17種類)

・左右がシーザー(シーザーリーチ)の場合、中デジタルは2,4,6,8でも可(4種類)

・左右が3か7の場合、中デジタルはシーザーでも可(2種類)

★保留玉での連チャン性:アリ

(F・フラッシュと同じ「トコロテン方式」。連チャンは保留玉1個目で発生。ダブル止まりが圧倒的に多い。連チャン率は20%以上と強力だった。)

 

★各誌に「狛犬」や「シーサー」と揶揄され続けた盤面のライオン。個性的な面構えだ。

 

★1300発機と比べると、配色がマイルドなアタッカー。開放時間は約23秒と長い。「2世」は、オマケチャッカーに玉が流れるゲージ構成だったが、玉コボレも多かった。

 

(その他の特徴)

★単発打ち時は異常にシーザーリーチに偏るが、特に大当り確率がアップする訳ではない。 

★単発打ち時、シーザー以外のリーチが掛かると、高確率で大当りする。

★連続回転中にリーチが2連続すると、2回目のリーチで必ず大当りする。

★リーチ時、中デジタルは3コマ~18コマ進んで停止。移行コマ数が多い場合、中デジの速度が「カクン」と落ちてからコマ送りのように動くパターンがある。この場合、カクンとなってから13コマ後に停止する事が多い。この法則を利用しての大当り予測がアツかった。

★様々な連チャン打法が噂されるも、結局は攻略要素のない「無差別連チャン機」(たそがれ連チャン機)だった事が判明。

(後継機)

ニューシーザー2世(新要件機)

⇒大当り確率1/183、出玉1400個の確変デジパチ。確変突入率は1/3。)


(当時を振り返って)

1991年(平成3年)春、渋谷・道玄坂の路地を歩いていた所、「ホワイトバード」(閉店)という小店を偶然見つけ、この「シーザー2世」と遭遇する。

釘は非常に甘く、2,3回当りを掛ける事が出来たが、ラッキーナンバー制&低換金の為、収支はチョイ浮き。しかし、店を出る時に「スーツを来たお客様は無制限」というサラリーマン向けサービスの貼紙を発見。

当時、大学2年だったが、翌日ダブルのスーツ(紫)を着込んで、朝一からガチンコ勝負を決行。終日打ち続けたものの、釘の割に展開はそれほど芳しくなく、2万ほどの浮きで終わる。

帰りに、井の頭線ガード下の立ち食いそば「陣馬そば」で食べた「コロッケそば」が、ホント美味かったな…。

 

 

※おまけ…当時の「シーザー2世」設置店情報(一部)

新宿西口「アラジン」(現存)

高田馬場「コスモ」(現存)

大泉学園「マリオン」(閉店)

JR千葉駅前「大都」(現・「スロットCLUBナンバー1」)

など多数。