子どもの頃 家業がまだ繁盛していて遅いときには9時頃まで
父と母はお店を閉められず 幼かったワタシは兄と遊ぶのが怖くて
ひとり 縁側の端っこで本を読んでいるのが好きでした
それでもたまに客足が途切れて母と一緒に夕暮れ時を過ごせることがありました
「夕暮れ時はいやだわぁ なんだか 寂しくてお母さんはこの時間が嫌い」
たぶん そのときの母がワタシにはものすごく悲しそうに見えて怖かったんだとおもいます
夕暮れ時は心細い時間って子どもの頃にはやはりそう思っていました
でも 大人になって結婚して子どもが出来て
みんなが帰ってくる夕暮れ時はワタシには寂しい時間ではなくなっていました
父と母はお店を閉められず 幼かったワタシは兄と遊ぶのが怖くて
ひとり 縁側の端っこで本を読んでいるのが好きでした
それでもたまに客足が途切れて母と一緒に夕暮れ時を過ごせることがありました
「夕暮れ時はいやだわぁ なんだか 寂しくてお母さんはこの時間が嫌い」
たぶん そのときの母がワタシにはものすごく悲しそうに見えて怖かったんだとおもいます
夕暮れ時は心細い時間って子どもの頃にはやはりそう思っていました
でも 大人になって結婚して子どもが出来て
みんなが帰ってくる夕暮れ時はワタシには寂しい時間ではなくなっていました