「心」はカラダのどこにある⁇
こんにちは。シニア担当のayaです。
冒頭の問い、皆さんはどう答えますか⁇
改めてシニアの皆さまに聞いてみました。
・「胸」(のあたり)…確かにうれしいときには「胸が踊る」し、悲しいときには「胸がしめつけられ」ます。
・「頭(脳)」…声に出さない想いが頭の中に巡ることもあります。
そしてもうひとつ、「心」があるといわれているところ…
それは私たちの「てのひら」
掌(てのひら)の別読みは「たなごころ」
それは手の中の心、という意味なのだそうです。
人生の大先輩である皆さまは
私の想像をはるかに超える、多くのものやひとに触れてきたことでしょう。
皆さまの「たなごころ」は何に触れ、どんなことを感じ、どんな想いを伝えてきたのでしょうか。
まずは皆さまの掌を粘土で型取り。
掌の感触を形に残していきました。
そして一番身近な自分に触れる。
改めて意識して触れてみると、
冷たいところ、あたたかいところ様々です。
次にお隣や前の方と手をつなぎ。
自分のあたたかさを通して相手を感じ、
相手のあたたかさを通して自分を感じる。
最後は羊毛に触れながら
今日、皆さまが感じたあたたかさを形にしていきました。
皆さま、ワークのふとした合間に
お隣の方と手を握りあっていました。
時には無言で微笑み、
時にはたった一言「あたたかいわね」の言葉とともに。
でもそれだけで
ただ触れあうだけで、何かを語り合っているように私には見えました。
いや、語り合ってなんかいないのかもしれません。
自分の存在を感じ、相手の存在を感じる。
ただそれだけで、もう充分なのかも。
その光景に、何より私の心が満たされていました。
私が皆さまから、たくさんのあたたかさを
いただいていたのかもしれません。
今年も1年、豊かな時間をありがとうございました。
よいお年をお迎えください☆
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