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高齢者施設で活躍しているアートワークセラピスト達の旬な声をお届けします。

春のおとずれ -ココロノキョリー

2013-02-21 16:01:54 | 素敵な現場
こんにちは。 シニア担当のtomokoです。

立春も過ぎ暦の上では春ですが、先日は東京でも雪が降ったりして、まだまだ寒い日が
続いていますね。


でも、今日のこの時間もとってもにぎやかでした。

「素晴らしい!!」  「いいねぇー。」

「最高!」 「素敵だわ!」 「すごくいい!」

一緒に過ごした時間の最後に、こんな言葉が聞こえてくるなんていかがですか。

それはそれは、にぎやかで、おしゃべりも笑い声もいっぱいの時間でした。


今月は2月ということもあり、ちょうど冬から春への季節の移り変わりを感触や色で
味わい、春のおとずれを感じていただきたいと思いました。



シニアの現場では、お一人おひとりの様子に合わせてある程度座る席を決めています。
今日は8人を予定していた席に5人の方。
サポーターyokoさんのアイデアで、1テーブルを皆さまで丸く囲む形にして座ると・・・
何だかいい感じ。
一気にその場が・・・皆さまがひとつになった感じ。
笑い声もおしゃべりも、触れ合いも共鳴し合ってふくらんでいく感じ。

人との距離は心の距離でもあるのだなぁ・・・。

年明け初めて参加されたH様。
いつもは「聞こえないのよぉ~。」とおっしゃることが多いのに、セラピストと何度も
目が合いアイコンタクト。
そういえば、いつもの言葉は聞かれない。

今日はいつになくおしゃべりなF様。
体操しながら「あの人、何言ってんのかしら~。」のというキビシイつっこみにも、
声が近いせいか、笑顔で受け止め切り返している私。


そんなふうにして、その場の全員がひとつの大きな輪にすっぽり包まれていたような
時間でした。




雪に見立てた綿に、春を感じさせる色をつけて飾りつけ。
皆さま、とっても夢中です。



出来た作品はこちら。



「素敵だわ!」




「最高!」




「すごくいい!」




「いいねぇー。」




「素晴らしい!!」






その場に参加していた皆さまで、お互いを承認しあう・・・なんてあったかくて優しくて
素敵な時間なのだろう。


ここには、一足先に春の気配がおとずれておりました。





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