似合う場所

『緑の画廊へようこそ』


植物たちは不思議です。

言葉も使わずに姿だけで私たちに語りかけてくる。

受け取る側の心の奥の方にそっと寄り添ってくれる。

梅雨を迎えようとしている緑の葉が爽やかな季節

この日はたくさんの押し葉を使ってアートワークをしました。

そして描かれたものは、まるであの頃の自分

老いてもなお心の中にある若々しく瑞々しい自分

この季節もしお散歩に出かけたのなら、その人はどこで立ち止まり『時』を味わうだろう。。

それはきっとあの頃の自分そのままかもしれない。。

もしかするとそれを作品が教えてくれるような気がして、中庭でその人が似合う場所に作品を飾ってみました。



『目覚め』





　　　　　　　　　『出逢い』

　　　　　　　　　


『初恋』





　　　　　　　　　『煌めき』
　　　　
　　　　　　　　　
　　　　　　　　　


『青春』





　　　　　　　　　『にっこり』

　　　　　　　　　




お若い時のその人はわからないけれど、

「あーきっとこの方ならばこの木に触れてそっと葉を手にしているかもしれない」

「あの頃きっとお友達とベンチに座り楽しくおしゃべりしていたかもしれない」

不思議と飾る場所と作品が一致しました。

まるであの頃のように

思い思いの時間をみなさんが楽しんでいるようでした。






雨上がりの中庭に爽やかな風が吹きました。


シニア担当のYokoでした。